全米女子オープン最終日、試合は、リディア・コがまさかの失墜で、試合は一気に混戦模様となり、結局、ブリタニーとアンナ・ノードクイストとの3Ｈプレーオフへともつれました。そして、2Ｈ目でアンナがバンカーで２ペナを喰らい、次のホールもボギーでジエンド、多くのアメリカ選手が見守る中、アメリカのブリタニーがキャリア二勝目をメジャーで飾りました。アンナのペナルティとは、バンカーでソールしたということですが、これは、ソールがわずかに砂に触れ、砂が少し動いた映像が、バッチリ撮られちゃってたために発覚してペナルティとなりました。昔なら、映像がなければノーペナだっただろうと思われるようなものでした。ただ、あそこで砂が動いたということは、普段のラウンドでもソールスレスレでやっていて、たまには砂に触れていたりしたんでしょう。いつもならバレないものが、今回はバレた、というだけなので、あまり同情には値しないと思いました。そんな際どいセットアップの癖を持っていたことが悪いというだけです。
日本勢では、注目の渡邊選手が上がりをボギーダボと崩れ、通算+4は38位タイ、やはり上がってみれば40位前後という、よくあるパターン通りの結果となりました。渡邊選手がオリンピックを逆転ゲットするには、30位くらい以上での終了が必要だったそうなので、38位だとちょっと難しいのかもしれませんが、正確には明日にわかるでしょう。
他の選手は、野村選手が＋1で11位タイ、横峯選手は＋4で38位タイ、原選手は＋17で69位タイでした。
日本プロゴルフ選手権最終日は、残り3Ｈで武藤選手が-24、二位の谷原選手が-20の４打差だったので、誰もが武藤選手の優勝か？と思ったのも束の間、武藤選手は上がり3Ｈを+2でまわり、一方の谷原選手は-2でラウンドしたので、試合はまさかのプレーオフへともつれこみ、谷原選手が大逆転優勝しました。ただ、テレビ中継がこの最も面白かったであろう3Ｈを残して終了という、ちょっとありえないような終了だったのが残念でした。これは、雷雨中断によるものですが、中継に間に合わすために最終日を早々に中止するよりは良いかもしれませんが、最後まで中継できる方法（ＢＳでやるとか）を考えておいてほしかったところです。注目のギャラリー数は、三日目より減って１９４０人、これだとおそらく当日券を買った人っていないかも、っていう数字でした。日本のメジャーでこの数字というのは、ファンからの抗議だと真摯に受け止めて、改革が必要になるでしょう。
日本の女子、ニッポンハムレディスクラシック最終日は、葭葉るみ選手がツアー初優勝。小祝選手は、3打差8位タイフィニッシュでした。
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