20200514

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: ダウンスイング からだの廻し方 終章



クラブを振るのと
クラブを持った自分が回るのと
意味合いの違い、
そのイメージを実践した時の違い
なんとなく…でもご理解頂いたでしょうか❓

弊社のクラブヘッド重量、
シャフトの柔らかさによるオートマチック性は
利用出来れば かなり強力な味方です。

動きの少ない、動きの遅い L型ブリストルパターで
体験済みだと思います。


時計の話 が分かり易いのでは、と思うのですが、
スイングの円運動、円軌道は
時計の針を 0分(12時)から逆回りですが、
50分~40分。。。と振るのではなく
時計の針自体 0分(12時)を向けたまま、
時計自身である自分が向きを変えるだけ なのです。

スナップショット 2 (2014-03-25 12-04)スナップショット 3 (2014-03-25 12-05)スナップショット 5 (2014-03-25 12-06)






時計の針、である クラブ~シャフトを同じ角度分だけ振ると
不可抗力、遠心力などのその影響
時計自身も回転してしまうので
大きなロフト、緩い入射になり、
ミスになったり、飛距離を損するコトに為ってしまうのです。

自分自身が行っているとは言え、からだの回転で
やってくれることは スイング動作の中では ものすごく多いです。
大きな移動は全部、担当してくれるのですから…。
しかも 自分自身と言う
スイング動作の中では最大のモーメントが動くので
分母が大きいですから クラブからの不可抗力の影響も少ない。
クラブ自身を単独で動かしていませんから
クラブ、ヘッドの重心位置やシャフトの機能なども
利用出来るようになります。
クラブを単独で動かしている限り、重心位置であったり、
ヘッドの慣性モーメント、シャフトの役割は
その機能を半減…いや それ以下になってしまいますから
最後は 打ち手の運動性能頼み(体のキレなどの若さ)になってしまいます。


クラブを振ってしまう、
それによって 望み通りに回るコトが出来ない大きな要因は
技術的なコト というよりも
雰囲気 に近いような、なんとなくのイメージが元 だと思います。
俗に言われる スイングのテクニック、技術 は
それに伴う クラブや腕などの重さの影響、不可抗力を
処理、相殺していることを指すモノばかりです。

腕を使って クラブは出さない(ボールの方へ)
腕を使って ヘッドはグリップよりも下げない
この腕使いが からだの回転を造るのです。

トライしてしばらくは当たらない のはある意味、当然。
からだの回転の仕事を取ってしまった 腕の仕事 を辞め
からだのその仕事を預けるのですから
同時に二つの修正をするのです。

腕を使って、クラブは出さない、ヘッドは下げない
それで どう回転ると ボールに届くのか、ボールに当たるのか
そこに行き着いて 初めて 両立する土台が出来るのです。

ボールを打つため
遠くに飛ばす為
そして、それを持続して行うため
スイングのトップの位置 での腕の役割 というのは
そこで終了と考えて良いと思います。

そこである程度固定した、小さな筋肉である腕
それを 回転でボールにぶつける と言う感じです。
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クラブの機能、ヘッドやシャフトはグリップの移動を助けるコト
遠心力によって 自分から離れようとする不可抗力
それらが 腕の付け根である 肩からグリップを、クラブを離していく
と考えると良いと思います。
その不可抗力の基になる からだの回転の仕事
『向きの変更』まで 腕でやらせてしまっては 仕事の多過ぎ・・・。
 ブラックなスイング になってしまいますよ、今どき。

それでは コンディション不良や天候急変、
ラウンドの後半など 疲労が伴う時、持続できません。
ゴルフは基本、長丁場な遊び、なのですから。

from ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります