20170607

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: ゴルフ◇アプローチの達人への道⑤


ゴルフショットは飛ばしたいや真っ直ぐ行かせたい
よりも先に「まず当てたい」「空振りはしたくない」
という気持ちが最優先なのは否めないと思います。
sample 2009_09_29_23_49_15-1481フレームショット

それは経験やハンディとは関係ないかも知れません。

誰も解説していませんので
推測で言えば
ボールを当てるのに まずグリップの位置を
ボールを当てられる位置・ポジションにする
というのが アプローチだけでなく
スイングの始まり
 
になっているような気がします。
sample 2009_09_29_23_01_02-1364フレームショット

体が回転し、グリップが移動している過程の中で
ボールを捕える というよりも
インパクト時のグリップの位置で止め
それを基準に クラブを振っている 
そんなスイングになっているような気がします。


tngb

それであるが故の
インパクト時の左腕の止まり だったり
インパクト以降の体の回転の止まり
先に当たるグリップの位置を確保してからの
クラブの振りが故の振り遅れ
というのがあるような気がしてなりません。


アプローチに限りませんが、
ショット全般で
インパクトは
グリップの位置がボールに近づく過程
グリップの位置が下がっている過程 の
どこかに存在するもので

厳密な位置は気にする必要はありませんが、
その位置が来るところが同時にインパクトであり、
その位置が来てから「ボールを打つ」「クラブの振る」
のではありません。

意識して加速する必要はありませんが、
自然な流れの中で インパクト付近は
最大のヘッドスピードに達する箇所な筈です。
よって グリップの移動速度も加速とは言わないまでも
最高速に達する箇所
である筈なのに
そこで止める という行為はまったくの逆さまです。
体に良い筈がありません。




それをしっかり認識してもらうために
グリップの定位置を確保してから
グリップが一番低い位置
グリップがボールに一番近い位置
に達してから打つ弊害をしっかり理解しておく必要が
あると思います。(
繰り返しになりますが

一番低い位置、一番近い位置 に行ってから
クラブを振り始めると その時間分
グリップが上がり始めます。
グリップが一番低い位置、一番近い位置 に
達していても まだ ボールを打っていない
ということは 腕なり、体なりで
グリップをその位置に持ってきているのに
その移動の効果を利用していないことになりますから
ヘッドを腕のさばきで 下に、ボールの方に、
振らなければならず その作用反作用によって
体は上を向き、遠ざかろう(左を向く)とします。
RIMG0029-thumb-560x420

体が上を向き、体が開いたまま にしておくと
ボールに届かなくなりますから、
その体の動きに反して 左腕を突っ張り止める
動きをします。 それが要因で首、肘、手首、肩を
痛めるのです。

上を向き(煽り打ち、しゃくり、すくい打ち)
ですし、突っ張らかった左腕
開いた体では 右腕は伸ばすことは出来ませんから
間違いなく ロフトも開き、軌道に対しては開いた状態です。

スピンの多い訳でもなく、だらしない高いスライス気味の球
になるのは必然と言えます。

また その上を向き、体を開く という姿勢…、
すくい打ちになる状態では
かなりの確率で トップかダフリ になります。

また 打撃する際 大きく動いているのは
シャフトとクラブだけですので
非常に慣性の低い打撃物になります。
ミスへの寛容性が低い ということです。


そう考えると ◯プロや今頑張っている🔴プロも
この打ち方です。
この打ち方で凄まじいスコアと飛距離を出せる ということは
凄まじい練習量を繰り返しているのです。
この人間技を超越した体の使い方でその練習量…
それが 選手寿命を必然的に短くしているのでしょう。
まあ 彼らだけでなく 現代のプロはいずこも同じで
これでは 熟練した年齢になった時には体はボロボロで
若い体が耐えうる年齢の時だけの短い寿命、
どんどん変わる選手層 というのが繰り返されてしまいます。
超人技です。
from ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります