20151231

まる得!ゴルフレッスン公開: レッスン公開229-18

日は、トップでのポイントの最後、肩と腕の関係についてです。

8.肩と腕の関係について ボディーセンターの前での腕のスイングについて。たとえ、弾みによって、腕が幾分上がり続けたり、胸の前を交差するにしても、良いスイングというのは、「肩の回転が腕の巻上げを停止させたとき、腕のスイングも停止している」

ということで、これはつまり、肩の回転でバックスイングし、腕も肩の回転によって上昇するが、肩が停止した時、腕の動きも止まっていなければならない、ただし、多少弾みで動く程度のことはある。っていうことでしょう。

日本では、古来、たとえば肩を横に回してから手を上昇させてトップを作ったり、或いは、肩の回転で9時の位置まで上昇したら、あとは手を真上に持ち上げろ、なんていうレッスンがあったりと、肩の回転と手や腕との連動性に、あまり重きを置いてこなかったように思います。例えば、ジャンボさんは、自分は腕振りスイングだと言っていましたが、能力がスーパー級の人なら、それでも日本のトップに行けるわけです。でもって、トップの人がそうだと、正しい事実に気付くのが遅れると思います。しかし、アメリカやイギリスでは、肩の回転と腕の上昇の一致というか、手や腕の単独行動を抑えようというレッスンが主流で、世界の流れは、プロなら、そうでなければ食っていけない時代ともいえます。

日本の女子プロや、日本アマや女子アマなどでジュニアのスイングを見ても、とっても手を振り上げてしまっている選手が多いと感じます。最近のそういう選手のほとんどは、誰かの、それも結構有名な先生についている人が多いものですが、それでもそんなスイングである現状を考えると、やはり、日本には正しいスイングを教えられるコーチって少ないと考えざるをえません。もちろん私も、アメリカでロバート・ベイカーのレッスンを受けるまで、知りませんでしたし、ジム・マクリーンは教えてくれませんでした。だから、そういう事を知るのって運もあると思います。このブログを読んでいる人は、運がいいっていう事ですね!でも、折角の運に気づかず、逃す人も多いみたいです。偉そうな事は言えませんが…

韓国の選手を見れば、日本の選手に比べて明らかにスイングの無駄が少ないように感じることってないですか?なんか、ゆっくり振っているのに飛ぶとか、日本人は必死に振っているのに飛ばないか同じくらいだったりします。

スイングというのは、手の振れが大きいほど、早く振っているように見えます。逆に、手の振れが少ないと、ゆっくりに見えるものです。もちろん、プロなのですから、手を振っているとは言っても、アマチュアの方に比べれば、はるかに小さな動きですが、世界のトップクラスにいけるかいけないかというのは、例えば、体85%腕15%のスイングなのか、体95%腕5%のスイングなのか?といったことが、差となってくるのでしょう。そこらへんの完成度が上がれば、日本からも、世界レベルの選手が、どんどん出てきてもおかしくないと思います。

今年もいよいよ大晦日、皆さんの一年が実りあるものであったことと、来年の更なる躍進をお祈りしつつ、今日もレッスン公開です。

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