20170518

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: ★★重要★★スイングの原理④

  


二つのスイングを比較してください。

多くの人は ヘッドをたくさん動かした方が
飛ぶと信じていますが、
右の映像の
(ヘッドを振っている方)
では
基本 ボールのスピンが起こるだけですし
ヘッドを振るには前傾姿勢を解かなくてはいけません。
上半身でも骨盤は止まり、へそから上の上半身だけ
ねじられる形になります。
MVI_0667Trim(2)Trim(2)_Moment(2)MVI_0668Trim(2)(2)_Moment










少々 難解かもしれませんが、
その体使いだと アドレスの姿勢とボールの飛ぶ方向に
関連が無くなってしまいますから
スイング中、インパクトで方向を作らなくてはなりません。

一方、馴染みは無いかも知れませんが、
左の(ヘッドを振らない方)のスイングは
ヘッドを動かしている量は少ないかも知れませんが、
ロフトを閉めたまま動かせますし、
前傾姿勢が残りますから、
 アドレスの向きとボールの飛ぶ方向が関連付け出来ます。

双方、姿勢など 何も気にせず
ヘッドの移動量とグリップの移動量を意識して貰っただけです。


スイング~ヘッド軌道を見て貰っても
かなり大きく異なると思いますし
これは シャドースイングですが
ショットに成れば 左の
(ヘッドを振る方)
もっとインに切り込むスイングになりますので
結果、かなり極端な 
アウトサイドイン になります。
MVI_0668Trim(2)(2)_Moment(2)MVI_0667Trim(2)Trim(2)_Moment(3)















ヘッドをたくさん動かす為には
グリップをたくさん動かすか
グリップを止めるか
その二つしかない訳で
ヘッドをたくさん動かした方で
 スライスを打たずに、上がるばかりにならないように
するのには シャフトを180度ターンさせる必要と共に
ヘッドを90度ターンさせなくてはいけませんから
その動作はをするのと同様に
その基点となる グリップは強く握らなくてはなりません。

スイング中、強く握る行為はイコール止める動き です。
止める動きで
  180度のシャフトターンと90度のヘッドターン を
コントロールしなければいけませんから
それは殆ど曲芸の世界です。

MVI_0667Trim(2)Trim(2)_Moment(4)MVI_0668Trim(2)(2)_Moment(3)













素振り・シャドースイングから始めるので
十分効果あります。


インパクト付近でグリップを止めて
ヘッドを振る行為は
ヘッドの移動距離が多く
遠心力が大きくなるから
インパクト付近の 充実感~労力感が激しいので
自己満足するだけで 無意味な行為なのです。
グリップが痛むのもこの扱い方ですし、
腰や肘、首を痛めるのもこの扱いです。


スイング クラブの扱いは
その言葉の通り、クラブの扱いです。
打ち手とクラブの接点はグリップ部だけですから
即ち グリップの動かし方がスイング です。
グリップを止めて クラブ~ヘッドを放り出すのが
スイングではありません。
グリップの動かし方がスイングです。


MVI_0668Trim(2)(2)_Moment(3)


嫌味も含めて言っておきますが、
プロの誰がどう振ろうが 貴方には関係ありません。
練習量にしても、体力にしても、運動性能にしても、
吾々は素人でおじさんです。
そこに至るまでには多少苦労はあっても
覚えてからメインテナンスが必須のスイングは駄目ですし
体を痛める可能性のスイングは論外です。

そこをよくお考え下さい!

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