20170512

東京ゴルフギア旅団: ウィルソン「8813」パター

L字型パターの名器!

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いつものように中古ショップ巡りをしていたら、ウィルソンの「8813」がありました。どうせ復刻版だろうと思いましたが、よく見るとオリジナル時代のもの。価格はヴィンテージ物とは思えないものだったので、思わず購入しました。

クラシックパターに詳しい知人に話すと、通はそこからさらに値切るものだと言われましたが(笑)、いずれにせよ買えて良かったです。

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購入した理由のひとつが、名器と言われるL字の形状を知りたかったということです。こうしてみると、存在感のある厚めのトップブレード、ほんの少しあるふところ具合、スクエアに構えやすいフランジ形状と納得の形です。

ちなみに「8813」は縦のラインがフランジ部分に入るのが特徴ですが、この個体のようにラインがないものもあるようです。まあ、おびただしい数の復刻版もありますし、このあたりは全て把握できてる人はいないかもしれません。

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同じく、日本ではマグレガーのL字型が名器と言われています。
マグレガーは、本当に軟らかい極上の打感ですが、それに比べるとウィルソンはちょっと硬め。糸巻きバラタボールを打つことを想定している感じです。

L字型は難しいといいますが、操作性が高く、ショット感覚、アプローチ感覚で打てるのでフィーリングは悪くないです。しかし、今実際にラウンドで使えるかというと、僕には無理ですね(笑)
挙動が鋭敏すぎるし、ヘッド重量の軽さも不安定さに繋がりそうです。

練習には良さそうですけど。
こういうクラシックなL字やキャッシュインタイプのT字はもはや限りなく消滅してますけど、それにも理由はあるなと。

今は、オリジナルと復刻の区別がつく人も少ないかもしれませんね。
またこういう出会いがあるといいなと思った次第です。

from 東京ゴルフギア旅団