アメリカ男子、チューリッヒクラシック最終日、石川選手は三日目分をイーブンでラウンドし、最終日もイーブンでのラウンドは、通算‐7フィニッシュで62位という結果でした。石川選手は三日目の17番、4日目の18番がダボでした。決勝ラウンドの二日間とも上がりでダボが出てしまったのは、今後の選手の心理には非常に良くないプレーになったと思われます。やはりゴルフは上がりが大事で、どんな結果であっても、上がりだけは良いプレーで終わっておくべきでしょう。ただ一つの例外としては、最終日の最終ホールでバーディーなら優勝、とかいった場合に、攻めた結果がボギーだったとしても、それだけは納得のいくものなので、心理に悪影響はないと思われます。
というわけで、三日目の途中までは、石川選手の上位フィニッシュが期待された試合は、結局フィールド内での上位ランカーだったローズが優勝、スコアも‐22と、石川選手とは15打差での優勝でした。この試合は初優勝者が多い、比較的フィールドが弱い試合ですが、今年はスケジュールの関係で、少しフィールドが強くなっていて、結果としては強い人が勝つ、ということになりました。
一方の女子のスウィンギングスカーツ最終日、横峯選手は通算‐2フィニッシュで11位、藍選手は‐2でラウンドし、通算＋2フィニッシュで26位タイ、美香選手は＋2でプレーし、通算＋5は45位タイフィニッシュでした。横峯選手は来週の試合にも出場するそうですが、ショットは良く、ちょっとした判断ミスがあっただけなので、そのあたりを注意すれば、今後も活躍が期待できそうです。宮里選手は二人とも来週はお休みで、再来週、藍選手は日本でサロンパスに出るそうです。来週のアメリカには、有村選手が出場する予定です。試合は、リディア・コとモーガン・プレッセルとのプレーオフになりました。モーガンは、かなり大がかりなスイング改造をしたらしく、スイングはとてもコンパクトになっていました。しかし、飛距離は伸びたそうです。しばらく低迷していたようですが、今後は活躍する予感です。
そして、日本の女子は、藤田選手がチップインバーディーで優勝しました。試合展開的には、上位がどんどん崩れる展開だったので、迫力には欠ける内容でした。しかし、初日にトップだった松森選手は最後まで優勝争いを演じて負けたので、今後、活躍する可能性が高そうです。飛距離もあり、スイングも良いようでした。
さて、アメリカ男子は来週が世界マッチプレーで再来週はプレーヤーズチャンピオンシップです。両方とも松山選手は出場予定です。プレーヤーズは優勝賞金が二億円近い金額だそうで、二億円というと、日本の大きな試合の賞金総額くらいですね。いやはや凄いことになっているな〜と思いつつ、今日もレッスン公開です・・・
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from まる得！ゴルフレッスン公開