20150117

パット上達ブログ: ゴルフで試される

ゴルフに嗜むことの幸せを確認できるような言葉に会うと何故か納得してしまうのは私だけではないと思います。



「王国のゴルフ」(M・マーフィー著 山本光伸訳 春秋社刊)の一節に次のようなくだりがあります。前後省略して引用させて頂きます。



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何かの魅力にとりつかれて初めて、本心から自分を鍛えようという気になる。



そしてゴルフこそはその実践にふさわしい。



ゴルフには精神の集中を図れるだけのゆとりがあり、我々の持っている多くの資質を必要とするだけの複雑さがある。



その点でゴルフはさまざまな修行を一点に凝縮したものだ。



プレーするためには、我々の感覚や想像力、思考力、筋力などすべてを総合しなければならない。



つまり生きてゆく上で必要不可欠な能力がすべて、ゴルフで試されるのだ。



我々のすべての能力を出し切り、それらをお互いに整合させ、しかもクラブやボールやプレーする土地や、一緒にプレーするパートナーともうまく折り合っていかなければならない。



天候とも一体化し、ゴルフ場の上で毎日変化する微妙なエネルギーを感知し、自分の周囲の人々の気持ちも察知しなければならない。



これらをすべて結び付け、自分の肉体と精神、感覚と想像力を統合すればきちんと報いられ、統合できなければ惨めな結果となる。



ゴルフは優秀な教師だ。



神聖なルールを決してないがしろにせず、我々をいつでも喜んで指導してくれる。



要するにゴルフはこの世界の縮図であり、自己啓発のドラマが演じられるとっておきのステージなのだ。

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「人の心が透けて見える」「休まず急がず」で紹介させていただいた、神がかったプロゴルファーChivas Ironsの言葉です。



この言葉、夕食後の団らんでゴルフ談義の中、周りからせっつかれて「私の意見がつまらないのはよく御存じのはずだ」と断ってからの発言で、決して自分から自説をひけらかしていないところに彼の発言の重さがあるように思いました。



原著は40年以上前の発行。

日本語初版は20年以上前ですが、普遍的な言葉に聞こえますね(図書館にももうないかな?)。



人はなぜゴルフにハマるか、ということに関しての解答の一つかとも思いました。



取敢えずは、シーズン前のこの時期にこういう言葉を思い出しながら練習したいと思います。



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