20200930

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: 逮捕しちゃうぞ③



本日…のトライは ドリル、と言うわけではなく
是非、一度-体験し、認識して貰いたい部分 です。

見た目 というか、作業~動作は地味~~ではありますが、
実は スイングの重要な部分、
多くの方が勘違いして おまけ である"筈"の部分を
 ゴルフスイングの主 
と考えてしまっている部分 です。

今回の体験 は
ボールは全く強く打ちませんので
十分、自宅で可能ですし、ゴルフボールでも問題はありません。
素振りよりもより実践的…現実的 ですので
 是非、ボールを置いて トライしてみて下さい。
(こすり球克服ドリル_Moment

①ボールのセットアップは やや右足寄り。

②極端すぎない程度の ハンドファーストで 構えて下さい。

③そこから 一切テークバックを取らず
 ボールを転がします。
 転がす距離は 1ⅿでも 2mでも 3mでも構いません。
 単に ボールに当てる(触る)コトがポイントで
 距離はどうでも良い ですから
 自宅で行う際、ガラスを割ったり、電気を殴らない ような距離感、
 本当に ボールの移動距離は1ⅿで十分、です。



>>>動画の中では 22秒以降の部分 になります

この 体験 のポイント の一つ は
『からだの回転のタイミングと意味』 にあります。

◉ボールをつかまえる とは
 極端に言えば フェース面でボールを地面に押さえ込むコト です。
 ですが、それでは 打撃後、ヘッドは地面に潜り込んでしまいます。
 
 ですので そこから先に左向き があるのです。

 からだの回転には前傾姿勢がありますので
 左を向けば 回転の、ヘッドの進行方向には 上/高さ が加わっていきます。
 単純に言えば、上がっていく訳です。
 これによって ボールを地面に押さえつけた、押さえつけようとしていた
 ヘッドは 同じ進行方向(感覚)のままで 地面にのめり込まず
 運動を途切れさせるコト無く、持続して
 上に「逃げる」コトが可能になります。

 ですので この体験 では
 ボールを打つのに ヘッドは「当然」動き(移動)ますが、
 それは 単に からだが左を向くコトによって
 グリップが移動する分、だけ
 です。

 スイングの軌道、で言えば
 インパクト以降、ヘッドはボール位置より 左斜め上方 に移動しますが、
 それは からだの向きが変わるエンジンで
 グリップが移動するからに過ぎません。


 多くの方は このテークバック無しのボールの転がし をして貰うと
 インパクトから ヘッドだけを動かします。
 ヘッド「を」上に振るのです。
 スイング用語~間違ったスイング用語ではありますけれど、
 ヘッドがグリップを追い越す かのように
 手の送り、グリップの返しで ヘッドを『上』に送ることで ボールを転がします。

 この行為 には 非常に重要なポイント(駄目ポイント)があり、
 その手で ヘッドを上に送るコト によって
 からだの回転の必要性が失われます。

 逆から言えば、からだを回転させたら ヘッドが送れないから です。
 キツい言い方をすれば、からだの回転でボールを打ちたい と言っていても
 この「ボールとヘッドのコンタクト、そして、それ以降」の重要な部分で
 からだの回転は使わない、使えない、必要ない を実行してしまう
 のですから…。
(こすり球克服ドリル_Moment(4)

 インパクトを体の正面で!
 その行為ソノモノには実は重要性はありません。
 多くの部分は結果論です。
 しかし 『インパクト以降に左向き動作がある、左向き動作が残っている』
 と言う意味においては インパクトは
 右向きと左向きの中間にあたる ボールと正対する は重要です。
 ボールを フェースと地面で挟む、地面にボールを押さえつける
 と言う行為を途切れさせるコト無く、地面につっかえさせるコトなく
 同じ方向性のまま 上に逃がすことが可能になります。
 (上に振るのとは ものすごく大きな違い…なのです) 

 ですので インパクト以降の左向きの無い
 形だけ ボールと正対した、インパクトはからだの正面で には
 なんの意味もない、形の真似事です。

from ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります