20200226

たかがゴルフされどゴルフ: 異色の旅人ゴルファー川村

プロゴルファー川村昌弘、アマ時代は中部地区で活躍した選手

今では世界を舞台にして、活躍中の選手です

ユニークなのはスイングだけではなくて、近年の彼の生き方は、

ほかの多くの日本人ゴルファーとは一線を画すものだ。

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ゴルフと同じくらい旅が好き。プロとして2013年以降、アジアから

世界への道を拓き、2018年末に予選会を通過して翌年の欧州ツアーの

出場権をつかんだ。

 その'19年は限られた出場機会を活かして、2020年のシード資格を

獲得した。

日本とアジアでも数試合に出たが、メインの欧州ツアーでは、

日本円にして約7516万円という額は、日本ツアーの賞金ランクに

当てはめてみると8位に相当する。「日本人の男子プロ」に限定して

'19年シーズンの獲得賞金額をみると、米ツアーの松山英樹を筆頭に

5番目だった

とはいえ、それが直接的に“リッチ”かというとそうでもない。

 1年間の移動や宿泊等の経費でいうと、日本ツアーの2倍以上が

米ツアーではかかると言われ、欧州ツアーはさらにその倍、というのが

最近の相場だそうだ。

経費は「(獲得)賞金のだいたい半分くらいにはなりますかね」という。

 
基本的にはお金を稼ぐために、まず身銭を切らなくてはいけない。

予選を通過できなければ賞金はゼロ、という生活が延々と続く


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