20191230

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: 皆の嫌いな「アウトサイドイン」


質問を頂きました

『ゴルフスイングはこのように円を描いてボールを打つのに
2017-06-13 19-07-51
何故 人によって、 もしくは
自分でも 時によって アウトサイドインになったり
インサイドになったり するのでしょうか…?』
 
と。


単純なようで 深い、多くのゴルファーが何十年も悩んでいる部分、ですね」

アドレスの飛球線を基準に
自分側のインサイド、外側のアウトサイド というコト
と考えて良いと思いますが、
円軌道で打つ限り 外から入ってくるのは 「ありえない?」
ように感じますよね。

縦、上下の軌道もそうですが
内側から入ってくる度合いや大きさが
個々によって 差が有るのが
それぞれの方の弾道の差になります。

でも 飛球線より 外・・・から入ってくるのは。。。???

単純な発想で解決できます。
 2013-05-04 10-55-44.740_Moment基準はアドレスのこの状態ですね20191229

でも実際のボールを打つ時
インパクト時は こうなっている→
というコトです。

この傾きの角度は 15度! ですから
この位 簡単に 左を向いた状態でインパクトしてしまいます。
通常、この程度では済まないですよね。

アドレス時 ボールは 左ひざの前とか、左太もも ㊧🈲◌まdownswing
の前だったりする訳ですが、
左にからだを開いて「打てる」というコトは
ボールを中(右)にずらして打っている というコトになります。

からだが開いて打つ というコトは
腕の長さが合わず 左は伸ばしっぱなし、右は縮め気味
 になりますから ロフトは開きます。

飛距離に悩む人にとって
ヘッドが右を向いている コト が問題なのではなく
それに伴って ロフトが開いているコト が問題なのです。


外から入ってくれば来るほど
その軌道に対しての スクエアは 左向きのフェース
になりますから 左に向けなければ いけない量 が増えます。
これが フェースターン、手の返しの実態 ですね。。。

飛距離に悩んでいる人ほど
クラブヘッドの重さが一番重くなる インパクト付近で
いそがしく ヘッドを動かさなければいけない という
罰則が待っています。

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からだの回転通りに打っていれば
ボールとからだが正対した時、ボールに当たってしまいますが、
ボールがからだに対し右にズレているのに
まだ当たっていない これを言葉通り「振り遅れ」と呼びが故に
多くの人は 振り遅れないように その基準値、
時間進行の基になる 体を止めて 追いつかせようとする訳です。

ドンドン深みにはまる というか、無理を無理で補おうとするのですから
ドンドン難しくなりますね。

ダウンスイングで クラブは長さもあり、重さの塊が先端に付いているので
遅れようとしますが、遅れは同時に 回転軸である自分への近づき も
産み出しますから。。。(自分に長い棒が絡みつくようなイメージです)
からだの回転で 「グリップを」 動かそうとしている限り
 アウトサイド から入ることはあり得ないのですが、
逆に言うと アウトサイドから入ってくるのは
からだの回転で 「ヘッドを」動かそうとしているか
始めから 手だけで円弧を作ろうとしているか
 のどちらかしかないのです。

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