20190107

まる得!ゴルフレッスン公開: 世界の青木誕生スイングヒストリー

メリカ男子今年の初戦、セントリートーナメントオブチャンピオンズ最終日、小平選手は-3でラウンドするも最下位脱出ならず、マイケル・キムと最下位を分けました。試合は午前10時現在、首位のウッドランドは10Hプレー後に-19、二位はシャフリーが11H終了して-17、マキロイ-16、デシャンボー-15などです。

1971年に初優勝した青木プロは、その後1974年までの4年間で13勝もあげており、普通なら満足できる結果をだしました。しかし、ライバルの尾崎プロは同じ期間に25勝もしていたので満足できなかったということです。

上の図は、1974年のスイングです。撮影角度がやや左斜め前からなので、わかりにくいと思いますが、下の1971年に比べて左肩の尖り具合が減っています。この頃にはラージY型のセットアップになっていたようです。3年前よりも腕や肩の力が抜けています。

ツアープロとして開眼したのがこの2年後、1976年なので、この頃はまだ開眼していなかった過渡期です。スイング的にもまだフッカーでした。左肘がまだ外を向いていて、このあたりがそれを物語っています。

この頃の青木プロは、ブッチギリの青木と言われていたそうで、勝たなきゃ2位も50位も同じ、そういう意識で戦っていたそうです。

人間の思考というのは、とにかく楽な方にバイアスがかかっています。それは青木プロも同じだったようで、勝たなきゃ意味がない、とにかくピンのみ狙うゴルフ、それが俺のゴルフだ!なんていうのは楽な考え方なわけです。だって、考えることも我慢することもなにもいらない、ただ、思うがままにやって結果が出ればいい、っていう感じだからです。そうではなく、ミスがでる可能性を考えて、ピンではなくグリーンセンターを狙うとか、難しい場所から無理して狙わずレイアップする、なんていうのは、我慢が必要で、それは楽ではない選択なわけです。しかし、なかなかそれができないもので、ツアープロでも若いプロは、あるいはいい歳になっても、俺のゴルフは責めるのみだ〜、とか、責めなきゃ勝てる世界じゃないんだ〜とか言ってるようじゃ、まだまだ、ということでしょう。如何に責める時と我慢の時を的確に判断してプレーできるか、ということがゴルフの成熟ということですね。ただ、レジャーゴルファーは楽しければいいので、楽とか、楽しいとかいうことを基準にゴルフすれば十分にゴルフの目的を達成しているので、それは問題ないですが、少なくともプロやプロを目指す人は、それではいけないということでしょう。

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