20181209

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: テークアウェイのここから始まる「振るスイング」

スイング改良にとって、
 ゴルフクラブの基本機能を利用できるかどうかにとって、
 とても重要で、スイング改良出来るかどうかの鍵になります。
 記事のネタに困っている、という本音もありますけれど
 わからないことがあれば 「メール」にて質問を下さい。
 お名前は勿論伏せますが、ブログ上にて回答させて頂きます。
 hummingbirdsports@jcom.home.ne.jp


2013-04-06 12-19-18.455_Moment




★ヘッドを多く動かしていけない
★グリップが移動した分だけヘッドを移動させる
★体の向きの変更以上に、
  いやそれ以下で…円を描いてはいけない



 ここらへんは頭で理解している人も多いでしょう。

しつこくおさらいですが、
スイングは 打ち手が動作をするからクラブが動き、
その結果、ヘッドがボールを接触し、ボールが飛ぶのです。
クラブヘッドが動く原動力は打ち手の動作であり
その動作の一番大きなもの、殆どと言ってよいものが
 
フットワークを使った胴体(体)の向きの変更~回転
によるものです。
◆円を描いているのだから その外周分 半径の違い分
 ヘッドの方が多く動く
◆ヘッドはグリップを追い抜く
と考えている人はその根拠…
 グリップよりもヘッドがたくさん移動~運動する
 そのヘッドの移動のエネルギー源を教えて欲しい です。

images

それらのことを頭では理解していても
実際のスイングの多くを見ると
自覚無き状態で ヘッドの方をたくさん動かしています。
無意識なのかもしれませんが、円を描こうとしています。
そして その動きが不必要な遠心力や不可抗力を生み出し
体、特に左サイドを引きながら、上げながら
インパクトを迎えることにさせてしまうのが
スライスやこすり球、ミスの大きな原因 です。

ここの部分は とても大切な認識であり、
技術ではなく、自覚というか、 
「気づき」
自分の動きに
「気づいてさえしまえば」
一気に解決の糸口が見えてきます。


➡そのヒントがテークアウェイにあります。

取り合えず 
 ➡腕周りの作業が止め
 ➡前傾姿勢もなし 棒立ちの状態で
アドレスから右向きを作ってみましょう。

誤解を生みやすい部分ではありますが、
体の回転は結果円運動を生み出します。
体の向きを変えると
アドレスを基準に グリップの位置は
体の回転~向きの変更の量分、ボールから
ゴルフ用語でいう「インサイド」~自分側に離れていきます。
遠くなって行きます。

フルターンした状態では
グリップはかなりボールから離れました。

そのグリップの移動距離【量】が基本です。

アドレスから ヘッドの移動距離量も
 まったく それと同じ
もしくは ヘッドの重量分だけそれよりも少なく
移動させるのです。

骨盤の… 秀二の向きで言うと
アドレスから90度近く 右を向いたわけですが
ヘッドの重量分を考えると
シャフトの向きは 70~80度位になります。
グリップの移動した分だけヘッドも移動します。

別な課題ではありますが
この部分での注意点の一つに
ドリルとしての体の向き、骨盤の向きの変更を
90度くらいに設定した時、
しっかりと 左のポケットも後方の人に見えるように
右のお尻を大きく動かすことです。
 ➡➡➡勢いを付けてはいけませんよー

ここのポイントで
骨盤や秀二の向きが90度右を向いたら
シャフトの向きも90度 と考えている人に質問です。
ゴルフやゴルフスイングにとらわれず物理的に考えてください。
グリップが移動した分よりも
 ヘッドの方がたくさん移動した
  そのエネルギーはなんですか?

ヘッドには特出した重量が付いています。
もしも そのヘッドの重さが30キロだったらどうでしょう?
オーバーな と思うかも知れませんが
30キロであったとしても、300グラムであったとしても
そこに特出した重さが付いていることには差はありません。
程度が違うだけです。
2013-04-30 10-21-17.464_Moment

体の向きの変更だけが
クラブヘッドを移動させるエネルギーの根源だとしたら
グリップの移動する分、移動した量分だけ
ヘッドの重量を差し引いたその分だけしか
ヘッドは移動
「出来ない」筈ですよね?!
違いますか?

体が右向き90度した分
シャフトの向きも90度した
そうすると
ヘッドの移動量の方がグリップの移動量よりも当然多くなります。
そして それにはヘッドには特出した重さという
静止した状態から始まる「移動したがらないエネルギー」分も
更に余計に動かしている ということになります。

そのあまり芳しくない 移動の源 は
全部 手さばき です。
手打ちが好ましくない と思っていても
この時点で、スイングのかなり初期の段階で
手で打つことを前提とした動きを入れてしまっています。

ヘッドをたくさん手で動かすのには
テークバック時は 右サイドを止めなくてはなりません。
左腕や左サイドだけでヘッドを動かさなくてはなりません。

クラブヘッドの移動分、そしてその重量分
 よりたくさん手さばきが必要になりますから
テークアウェイの時よりも運動の速度の上がる
ダウンスイングでは その動きはより必要になります。
ヘッドの重さが増えるからです。
ヘッドには運動の慣性が付くので、
どんどんその質感は増えていきます。。。

IMG_0272_Moment

30キロもヘッドを動かそうとした時
どうなりますか?
体を右に向けて、グリップを移動させても
ヘッドはまだアドレスの位置に残ったまま…
    かも知れませんよね。
それが ゴルフクラブの扱いとして「正解」なんです。

たった これだけのドリルですが
ここにスイングの秘密、
今現在自分のゴルフが上手くいかない理由
体を痛めてしまう理由、飛ばない理由 …
それらがほとんど詰まっています。

ここの部分が理解でき、自分の動かしを「自覚」
「気づけるか」どうか
 がスイング改良の最大のポイントと言えるかもしれません。

ここを気付ければ それから先のことは
雪崩のように押し寄せてきますよ。
。。。ここの難しいところは
 この記事が理解できる人にはこの記事は必要なく
 この記事が必要な人にはこの記事が理解できないかも

 ということですね…。
from ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります