11月末から12月上旬にかけて、関西学院大学のホームコースである千刈カンツリー倶楽部をラウンドいたしました。今春に初チャレンジいたしましたが、あっけなく返り討ちに遭いました(苦笑)。コース設計者 J・E・クレイン氏のトラップが随所に散りばめられている、コースレート以上に難易度が非常に高いコースだと思います。この時期は紅葉が見頃であり、コース内は非常に景観が美しい状態です。当該コースのコースコンディションは常に良い状態が保たれており、ティーグラウンド、フェアウェイ、グリーン共に申し分ありません。あえて言うならバンカーの砂が一部少ない箇所があることでしょうか、目土もほぼされておりますのでターフエイドは自分以外はほとんどありません。
さてスコアですが、11月末ラウンドが48・45【93】、翌週が47・41【88】、調子が上がりきらない状態もあり、パッとしないスコアで千刈の洗礼を浴びてしまいました。いい訳ではないのですが、簡単なようで本当にここは難しい!狭くはないのですがタイトなOBラインが多くあり、ついリスクを冒して狙ってしまい設計家の巧みな罠に嵌ってしまいました。当該コースでは飛距離のアドバンテージはなく、いかに安全なルートでグリーンに乗せることが出来るかがカギです。つい欲を出してショートカットするも、調子がいまいちの自分には賭けに勝てずがほとんどでした。受けグリーンが大半で、ピンより奥につけると強烈な下りラインでほぼノーチャンスになってしまいます。ドライバーを振りたいはやる気持ちを抑えて、タイトなドッグレッグホールは飛距離を足し算で攻略しなければなりません。グリーンはうねってはいないのですが、高低差が激しくつける位置によっては難易度が相当上下します。コース戦略とは!を考えさせられるコースですね、次回こそはJ・E・クレイン氏を打ち負かしたいです。
from プロ猿ファーゴル