Question
ドライバーはシャフトが長いのでどうしても少しは横ぶり
になると思います。だからボールを真後ろから打とうとすると
その直後フェースがインサイドに入りアウトサイドインのスイングになり
スライスしてしまいます。ボールは真後ろではなく斜め後ろ（インサイド側）
から打たないとだめなのでしょうか？（少し気持ちいですが）
Answer
クラブが長い分だけ軌道円は大きくなりますので、
その分だけ正面から見ると低い位置からインパクトとなります。
また、上空から見ても、長いクラブの方がよりインサイドから入ります。
これは、全く同じスイングをしても長さでの違いです。
また、上空から見た場合、ヘッドは４時～５時くらいから入って来て
インパクトというのが通常のスイングで、これがスクエアで
インサイドではありません。
真後ろというのは３時から入って来る事だと思います。
この場合、実は９時には抜けて行きません。
実際には７～８時に抜けて行きますので、
これはアウトサイドインになってしまいます。
しかし、そのインパクトでフェイスがスクエアであればフェイドとなり
スライスはその時にフェイスが開いているからです。
ヘッドは３時から入れるのではなく、４～５時から入れると
それがスクエアという事になります。
また、同じスクエアでもインパクトの位置で軌道が違います。
最上点の前で打つか（Ａ）、またその後（Ｂ）で打つかによって
ヘッドはインアウトになっていたり、アウトインになっていたりしますので
頂点で打っているかどうかを確認しましょう。
また、スライスはフェイスが閉じていない状態ですので
トルクの高い軽いシャフトを使っている場合には
スクエアに閉じて打っても、シャフトが捻じれて閉まっていません。
また振り遅れは球をフェイスに乗せて右から左に移動させようとする
動作で打つ横振りですので
これをできるだけ縦に近い軌道にして、しっかりとフェイスを閉じます。
ＵではなくＶで打つ、ヘッドを後ろに置いたままシャフトを
体に近づけて打つなど、ＨＳを上げる動作を習得することでも
スライスを修正する事が可能です。
