20170623

ゴルフマニア手帳: リシャフト後の再調整で短尺ユーティリティの安定感アップ

短尺ユーティリティを微調整

クラブ完成~約2週間の試運転結果からクラブを微調整。少しの調整なのに完全に生まれ変わった。ここがカスタムクラブの良いところであり真骨頂でしょうか。

ユーティリティは、長い距離をやさしく打てるというのが最大の利点です。単語の意味からも「役に立つ」クラブではないと意味がないので、納得するまで突き詰めます。


たった5ミリカットしただけの微調整でも大違い


短尺専用にリシャフトして約2週間。練習はもちろん、コースでも試して悪くはなかったのですが、イマイチしっくり来ない感じが続いていました。

ちょうど「ユーティリティだけスイングに注意が必要」みたいな感じで、アイアンやドライバーと同じイメージでは思うように当たらなかったのでした。

そこで工房に相談し、打っているところを診てもらいました。

柔らか過ぎるかもしれないから少し切りましょう!

もともと短尺用で超柔らかい仕様なので、「柔らか過ぎる」というのはなかったはずなのですが、私のスイングでのタイミングでの現象です。ヘッドも持ち込みでしたし。

ということで、私のスイングに合わせた調整ということで、本当に少~しだけカットしてもらうことになりました。その数値、わずかに5ミリ・・・(笑)。


バランスが1ポイント減って大変身!


当然ですが構えた感じは全く変わりません。なにしろ5ミリですから。でもバランスが変わりました。もともと超軽ですが、C6→C5、C5→C4に変化。

ユーティリティ5U(27度)の弾道
27度(5U)で約175~180Yキャリー。グリーン狙いではピタッとは行かないでしょうけれど、まあまあ止まってくれそう。飛ばそうと思えば190Y付近までOK!

ユーティリテ4U(20度)弾道
20度(3U)で約195~205Yキャリー。こちらはグリーンで止まるような高さは出せませんが、逆に「遠くへ!」みたいなショットが目的なので220YくらいまでOK!

短く柔らかい仕様だと、これだけでも大違い!?

ちょっとキツネにつままれたような感覚さえ持ってしまいました。5ミリでこんなに変わるものなのか?もしかして、調整しますって言葉だけのおまじない?

(大西)かなり良くなったんだけど、5ミリ切って何が変化したの?もしかして調整したフリだけして何もしないで・・・という気のせいだったり?

(工房)いやいや、バランスが1ポイント軽くなってますよ。ちゃんと切りましたし、これでスイング感覚も少しスッキリするはずです。

ここまで柔らかいシャフトだからこそ5ミリで違いが出るのでしょうか。そのあたりは質問しませんでしたが、まあそういうことなんでしょう(笑)。

他の記事でも書きましたが、この番手間の23度(4U)は作っていませんし、フェアウェイウッドもありません。目的別にセッティングしているのでこの2本で十分。


一旦完成!またこれでしばらく使ってみます!


調整前が65点だったとすると、この調整で92点くらいまで来ました。実はドライバーもアイアンもやさしく安心して打てるようになったので、どんどん贅沢になっています。

いくら適当に打ったとしても、大ミスがあってはいけない!

これまでは、クラブの調整をそこまで詰めるほどのレベルじゃなかったのですが、贅沢になったというか、上手になった錯覚をしてしまってるというのか・・・。

アイアンだって、8番や7番まではそんな感じですけど、6番は少し怪しい時もありますからね。でも、調整したらまだまだ良くなるはず!と思ってしまう自分がいる(笑)。

ゴルフ始めて10年。やっと全番手同じように打てるという意味が分かりかけてきたような気がしています。これも、工房やコーチのおかげ。

(関連記事)
“短尺ユーティリティ導入!実用性を考えてセッティング変更”
(2017年6月2日投稿)

(関連リンク)
“【当店オリジナル】短尺ユーティリティー専用シャフト発売開始!”
(チップゴルフ|池袋のゴルフ工房ブログ)

from ゴルフマニア手帳