早くも廃盤に

ピンの「iアイアン」が、早くも販売終了になっていました。
発売日が2015年9月なので、ずいぶん早い印象です。ピンは、一つのプロダクトを長く売る印象が強かったのですが、最近はだいぶ変わってきたようですね。時代の流れとはいえ、超ロングセラーだった「EYE2」のメーカーとしては、あんまりサイクルが早いのもどうなのかなと思います。
マークダウンなのか、価格がかなり安くなっていたので、気分転換も兼ねて購入しました。シャフトは、「MODUS3 TOUR105」です。普段は「MODUS3 TOUR125 SYSTEM3」なので、ずいぶん軽くなりましたが、まあいいかなと。ウッドとウェッジとのウェイトフローもバラバラですが、なんとかなるでしょう(笑)

廃盤になったのは、「i200」の発売があったからだと思いますが、「i200」が正統派の形状に樹脂インサートでやさしく仕上げているのに対して、この「iアイアン」はソール幅が広く、重心は低めで、コンパクトなヘッドながらミスに強い感じです。ヘッドは「i200」のほうが小さいとピンのフィッターに聞きましたが、見た目は「iアイアン」のほうが小さく見えます。
重心が深いためか、プロのような高弾道になります。飛距離が出るクラブではないですが、操作性もあり、ピンを狙うには面白いアイアンだと思います。打感も悪くないし、出来のいいアイアンだと思うのですが、もう少しシリアスな感じがプロのニーズなんでしょうね。

どうにもならなかったのがライ角で、適当に購入したら「ブルー」だったのですが、構えるとアップライトすぎたので、メーカーに送って、一段階フラットな「ブラック」に変更してもらいました。
実はピンのライ角フィッティングを受けたら、他のライ角を打つこともなく1発打っただけで「ブルー」が合うと言われたのですが、構えたときの気持ち悪さは払拭できず、結局、自分が構えやすいライ角にしました。どちらのライ角で打っても基本真っ直ぐ打てる、というか合わせちゃうんですよね。
ライ角は複雑な要素が多いので、自分の適性ライ角は簡単には決定しづらいのではないかと思います。特に、手元が浮くスイングやスライスが止まらない人は、安易にアップライトにしないほうがいいんじゃないかと。
ライ角調整後は、ネックのカラーコードが「ブラック」に。
思いっきり、ネックに調整痕のメッキの歪みが出来てましたが、これはまあ仕方ないですね。構えやすくなり、結果も良好です。
やはり、自分のイメージが出やすい方がいいですね。ライ角で見た目の印象もだいぶ変わりますから。