20170525

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: ゴルフ◆アプローチの達人への道③


いまさらと言えますが
ゴルフスイングは主に体を回すこと、
体の向きを変えることによって
行われます。

そして その描かれる円弧は
「前傾姿勢のお陰で」斜めに傾いています。

ですので スイングで言う軌道(プレーン)は
どの時期にインパクトが来るのか
という事の目安になる訳です。
IMG_0610

体が開くタイミングでボールを打てば
その体の開く(左を向く量)は
左サイド(体が上を向く量)が上がる量と
ほぼ同じですから
上がり軌道でのショットになり
同時にロフトは増えることになります。

その前提の上でお考え下さい。

そこそこの距離 30ヤードとか
腕だけの刷毛塗では打ち切れない距離を打つとします。

クラブヘッドは 腕の補助もあり
体の回転でグリップが移動するから
ボールを打つのが原則です。

ee6bd45fこのように上から見ると
グリップで考えてみると
ボール方向に対し
一番近づいた、一番膨らんだところ
が概ねインパクトになるのです。

その頂点(ボールの方に一番寄ったところ)
に対しては ぼーるがヘッドと辺りまでは
インサイド・離れたところ・自分側にある筈です。

グリップを動かすことで⇔結果ヘッドを動かす
 というのは
グリップがボールに近づいていく過程の中に
インパクトがあるというイメージです。



ところが実際に
多くの人のアプローチを見ていると
ボールとグリップの遠近関係が
まず 先にグリップがボールに近づき…
おそらく 飛球線方向を意識してだと思うのですが、
それから クラブを振ります。


グリップがボールと近づいて(一番膨らんだところ)から
クラブを振ったり、打ったのでは
明らかに遅いのです。
スナップショット 1 (2017-04-20 16-57)スナップショット 2 (2017-04-20 16-57)スナップショット 3 (2017-04-20 16-57)










結果 グリップはボールから離れながら
 打つことになるので
左サイドが上がり ダフリ
瞬間的なその対処によって トップ
を繰り返します。

当たっても 左足あがりで打ったのと同じ球(弾道)
になり 角度として上りはしますが、
スピンの量は適切なモノよりも少なく
ぽっこんと言う球になります。

この状況で上手く打てるほど 距離にならず
ショートする というのが現状です。

その距離をさらに飛ばそうとすれば
ダフリとトップが待っている のです。

この軌道を アウトサイドイン 手遅れ と言います。

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