20170517

東京ゴルフギア旅団: テーラーメイド「スパイダー・ツアーレッド」

ガルシア優勝パター!

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少し古い話になりますが、マスターズでのガルシアの優勝は感動的でした。
あれだけパットをはずすと、今回も勝てないかなという流れでしたが、見事プレーオフで勝利。4日間で3パットは一回だけで全選手で最も良かったらしく、TV見てた印象と実際は違いますね。

もともとジェイソン・デイが使用していた、このスパイダーのショートスラントネックですが、昨年から黒いヘッドのバージョンをダスティン・ジョンソンが使い、現在はガルシアだけでなく、ジョン・ラームなど他のプロも使い使用率がとても高くなっています。

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そんなわけで、すぐに購入したのですが、結構高額です。定価から少し割引で買いましたが、4万円台半ばでした。似たようなヘッドが、中古なら一万円以下で売られているスパイダーをこの値段で買うのはちょっと厳しいですね。

注目はやはり、このショートスラントネックです。
これにより、少しL字型っぽい操作感が出てくるのがポイントで、フェースバランスになっていません。自然とほんの少しアークを描くようなストロークになりやすいのですが、そのためかヘッドにストレートなアライメントラインが入っていない仕様です。これはスパイダーには珍しいかも。

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ネック溶接によって作られるプロの使用モデルとは違い、市販品はネックとも鋳造で成型されているようです。元型はジェイソン・デイの使用モデルをベースにしてるとか。

まだ1.5ラウンドしかしてないのですが、とりあえずスパイダーらしい直進性の高さが特徴です。ショートパットなんかはかなり気楽に打てますね。それでいて、やはりL字型マレットのように開閉を使ってボールをつかまえるような動きも出来ます。くわえて、引っかかりにくいので、曲がるラインも狙いやすくなりますね。

僕はL字の操作感は気持ち良いとは思いますけど、実際のラウンドであんまりシビアなのはちょっと使う気が起きないので、このくらいやさしいといいですね。なんとなく感性も殺さない気がします。

純正のグリップがちょっと気に入ってないのですが、もう少し試してみて、良さそうだったら微調整したいですね。ダメなら、人気のあるうちに売却してもいいかなと思ってます(笑)

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