20170410

ゴルフも人生も no plan (;´Д`) : 「なぜ? 韓国ベタ足スイングは美しくて強いのか?」

今日のブログの話題はアンジャッシュ渡部(わっくん)と佐々木希(のんちゃん)の結婚ネタか?
あるいはゴルフブログの話題はマスターズなんでしょうが、そんなことは一切書かないのがワシです。(笑)

一昨日の8日のゴルフレンジでの練習中に少し腰に痛みを感じたので、
9日の昨日は先日買った片山晋呉プロも使用の「猫背矯正ベルト」を一日中装着してました。

9日の練習でも、また夜のウォーキングでもしてましたけど、腰に不安がある場合は安心のグッズです。
ただサイズだけ間違えたなぁ。ベルトをやっと締めるとベルトの上側に腹の贅肉がプクっとはみ出るんだよな。(笑)




え~次は4月になって最初のゴルフ本の書評です。
ただワシのブログの記事は基本的にはバランスを見ながら投稿なので、これもだいぶ前に下書きしてましたが。(笑)

skho.png
「なぜ? 韓国ベタ足スイングは美しくて強いのか? (PERFECT GOLF) 」
著/S・K・ホ  主婦の友社刊 2016年10月


<内容>
「世界で活躍する韓国人選手の安定感抜群の「ベタ足」スイングの「強さ」と「美しさ」の秘密に迫る一冊。

リオ・オリンピック金メダル(朴 仁妃)、日本ツアー賞金王(金 庚泰)、
賞金女王(イ・ボミ)、米国ツアー優勝ラッシュ、世界で活躍する韓国人選手の強さの理由、
安定感抜群のベタ足スイングの秘密を日本ツアー8勝の韓国人選手の兄貴的存在であるS・K・ホが語る。

日本人ゴルファーが聞きたくても声に出して聞けなかった「なぜ?韓国ベタ足スイングは、美しくて強いのか?」
アマチュアゴルファーも真似できるスイング解説やテクニックも満載。韓国ナショナルチームの指導法にも迫る。」

<目次>
第1章 韓国勢の強さの秘密はベタ足にあり(韓国の選手は必ずといっていいほどベタ足で振る練習を
     してきている クラブがアウトから下りるのを防ぎ体の正面でインパクトできるベタ足打法 他)
第2章 韓国プロのスイング作り(マニュアル的にスイングの基礎を作るのが韓国流
     S・K・ホのドライバーショット 他)
第3章 スイングの完成度を高めるポイント(前傾角度さえ変わらなければスイング軸は移動してもいい
     正しいスイングプレーンはテークバックとフォローで決まる 他)
第4章 韓国のゴルフが歩んだ道のり(ゴルフができるのはお金持ちかゴルフ関係者だけ
     ソウルのゴルフ場に泊まり込み、1日800~1000球の打ち込み 他)
第5章 なぜ、韓国のゴルフは強くなったのか?(韓国ゴルフの強さを支える独自のゴルファー育成システム
     個々でコーチにつき力をつけた者だけに最高の練習環境が与えられる 他)

<著者/S・K・ホ> 
「1973年生まれ。韓国出身。父親が経営する練習場でゴルフを始めた。1995年にプロ転向し、日本ツアー参戦は01年から。同年にチャレンジ賞金ランク1位となり、ツアー出場権を獲得。翌02年の『住建産業オープン広島』で初優勝を飾った。4年には5月に『日本プロ』を制すると、7月の『日本ゴルフツアー選手権』では最終日にホールインワンを含む68をマークして首位に並び、プレーオフで優勝。同一年に2つの日本タイトルを獲得した。翌05年の『日本プロ』では83、84年の中嶋常幸以来8例目となる連覇を達成。同年は平均パットとパーキープ率で1位に輝いている。13年連続で賞金シードを守り、通算8勝は韓国選手最多。生涯獲得賞金では外国人選手4位につけている。」






この本は最近ゴルフ物を数多く出している主婦の友社のPERFECT GOLFシリーズの作品です。

近年の男女日本プロゴルフツアーの主役は韓国人プロゴルファー。
そこで韓国人プロの兄貴分でまとめ役であるS・K・ホにそのスイングの秘密とその分析、
そして韓国のゴルフ事情なんか色々情報も紹介解説させたというゴルフ本ですな。

この本の肝は、タイトルにもなっているオリンピック金メダルパク・インビや3度の日本賞金女王アン・ソンジュなど韓国選手の強さの秘密のひとつがベタ足で振ることをキーワードとして、、

「ダウンスイングで右かかとが上がらないようにすれば右ひざは前に出ず、クラブがアウトサイドから下りることがなくなる。そして右かかとが地面についていると下半身が粘れるため、腰が開いたり、左に流れないで安定して体の正面でインパクトできるのがベタ足打法。またインパクトがゾーンになりヘッドが使えて飛距離が出るのもメリットである。」との説明です。

そして、
【ダウンでクラブを真下に下しているからヘッドが走ってつかまりがよくなり方向性もよくなる。
 つまり「クラブは引っ張らず、下ろすだけ」 力で引っ張るのではなく。クラブの重さで下ろす。】のがコツ。


そして、この本にはパク・インビ、アン・ソンジュのブス組(笑)と、イ・ボミ、キム・ハヌルの美人組の写真によるスイング分析(おまけにキム・キョンテもww)をしていて、改めて韓国女子プロゴルファーはドブスか美人かがはっきりしてますねぇ。(笑)

ワシは特に以前からあのアン・ソンジュのベタ足スイングは脅威に感じていたんだよね。
体が柔らかいこともあるけど、あのスイングされたら日本のカワイコちゃんプロは勝てるはずがない。

ただね、ワシもベテランだから、ベタ足が良いのは分かってはいるけど、中高年のオッサンになると、運動不足のため、上半身の力は落ちないけど、下半身足腰が弱ってきて、そして身体も固くなるために、ベタ足はきつくなるんだよね。
運動不足をテキメンに表した右カカトが上がり右ヒザが前に出てのシャンクにも今まで何度も悩まされたことか。

それに昔レベルアップさせてくれた「ダウンでクラブを真下に自然落下させる」コツも昔はできていたんだけどね、年齢と運動不足で安定しないわけ。自分の身体の状態と相談をしながらスイングしなけりゃいけないのがオッサンだからね。


そして、第3章はスイングのチェックポイントで、第4章は韓国ゴルフ界のことと自らのこと&韓国のゴルフ事情などですが、

かつて、ワシが「なぜ日本人ゴルファーは韓国人に勝てないのか?」 の書評でも書いたが、
41HO0QTP2VL.jpg

韓国はジュニアから国家挙げての選手強化システムがあって、代表予備軍(順ナショナルチーム)62名ー小5・6年8名、中学22名・高校26名・大学6名の定員で、その62名から韓国国家代表として男女各6名が選ばれる。そして常備軍として年間150日以上行われる合宿、そしてゴルフに関する年間経費はすべて無料という、勉強そっちのけで貧乏でも強くなれるシステムがあるので強くなるわ。

ただアレ?って思ったのが、韓国には2年の懲役制度があるのだが、S・K・ホは軍隊の施設の中のゴルフ練習場の管理の仕事だったこと。意外に軍隊とはいえども、入隊前の仕事に関係ある仕事につくみたいですな。

レッスン本としても、また韓国ゴルフについても普通の内容なので、
え~ワシのこのゴルフ本の評価は★★です。(★3が満点)
from ゴルフも人生も no plan (;´Д`)