20170412

ゴルフマニア手帳: シミュレーションゴルフを使ったパットの距離打ち分け練習

パッティング練習は大切です

パッティング練習は、実際のグリーンで練習するのが最善。だけど近くに環境がないという場合におすすめなのがシミュレーションゴルフです。

シミュレーションゴルフでパット練習をしていると、周囲からは「え?」という目で見られることが多いですが、自分にとっては必須の定期チェックなのでやめられません。

シミュレーションゴルフでパット練習

シミュレーターのよいところは、様々な設定が可能ということ。グリーンスピードはもちろん、上り下りの傾斜やラインの設定もできます。

これらを組み合わせると、パット練習も単調にならず、応用することで苦手克服の手助けにもなります。また、久しぶりにコースに出る場合の一夜漬けにも効果的です。


モニターで成功率を確認しながら練習に集中できる


各距離を数回ずつ打った後のゴルフゾン分析画面。成功率のパーセンテージを距離別に表示してくれます。こうしてデータになるとやる気も出てきますね。

パッティング練習データ

3m、5mはカップインした率。それ以上の距離では半径1mのエリアに入ると成功。こうして見ると、ストレスの少ない5mの率が最も高いことがわかります。

実際に打ったボールをセンサーが認識して、画面内でボールが転がります。ボールの軌跡やフェースの向き、ボールスピードや打ち出し方向の数値もでます。

このへんの数値的な細かい部分は気にはしていませんが、ゲーム感覚で楽しめるというわけです。パット練習が楽しく飽きないというだけでもメリットかもしれません。


設定を使って好みのスピードに調整できる


3段階しかないスピードも応用次第
グリーンスピードの設定としては、残念ながらこの3段階のみ。「普通」にしても結構速くて、まるでプロのトーナメント仕様。少し現実味がない感じです。

傾斜も利用してグリーンスピードを調整する

そこで、少し重くするために傾斜を使います。この「上り」を「弱」にして行うと、よく行くパブリックコースの通常営業並みのスピードになります。

応用を加えることでより実践的にします!

パットの練習距離は選択性

距離は選択性。ランダム設定もあります。距離は細かく設定できず選択性ですが、練習としてはこれくらいの選択肢で充分だと思います。

このように、上り、下り、フックライン、スライスライン設定が3段階ずつと、グリーンスピードの3段階が組み合わせできるので、練習にはもってこい!


距離の打ち分け&その方向性の基本練習


さきほどの「ボールカップ練習」のほか、「基本練習」というのがあります。要は自宅用とかのパターマットのすごく長いやつという感じでしょうか。

GDRのパット基本練習画面

距離感作りにも向いているのがこの基本練習モードで、カップはなくボールが止まるまで最大30mまで転がせます。

ロングパットはまず寄せるのが目標。でもある程度は狙った方向に打てないと、せっかくのライン読みも無駄になります。

せめて10mくらいまでは中央の丸いポイント付近を転がしたいもの。左右にガイドラインがありますが、これをはみ出してしまうようではストロークに難ありです。

私にとってこの練習は欠かせません!

ある程度の距離打ち分けには自信があっても、ちょっとサボると大きく左右にブレてしまうことが多いので、定期的に集中してこの練習を行うようにしています。


ロングパット&パターを使ったアプローチが楽しくなる


時々でもこういう練習をしていると、ロングパットがアプローチ感覚だということが分かってくるし、グリーン脇からパターを使ったアプローチも楽しくなるものです。

パッティング練習中

同時にライン読みも楽しくなってくるから不思議。

なぜか人には、フルショットしないとお金がもったいない!という意識があるものですが、スコアアップするための目的をしっかり持てばおのずと練習課目も変わってくるはず。そう言い聞かせて励んでいます。


(関連記事)
“シミュレーションゴルフを使ったロングパットの練習方法”
(2015年3月5日投稿)

from ゴルフマニア手帳