20170417

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: ゴルフクラブ◆慣性モーメントとは?


クラブヘッドのやさしさ
ドライバーヘッドが顕著な例ですが
     
…現在はルール制限などのお陰でやや滞り気味です
それは 大きさ で表されていました。

新製品として発売されたドライバーヘッドの体積で見ると
1995年  230cc
1998   263
2001   314
2004   388
2007   443
2010   455
とこんな具合です。

ウッドのヘッドだけではありませんが
ヘッドの大きさ というのは
その大きさそのものが易しさを生むのではなく
大きいことによって重量が周辺に配分
 俗に言う キャビティ効果 が高くなり
慣性モーメントが大きくなる
 ということなのです。


慣性モーメントが高い とはどういうことか
というと
そのヘッドの姿勢が維持されやすく
そのヘッドの運動が維持されやすい

ということです。

ですので ミスヒットしても
ヘッドがその影響を受けにくく
ラフや砂などの影響も受けにくい ということです。

大きさ だけでなく
重さ というのもダイレクトに慣性モーメントを
左右します。

ヘッドの重いものは
大変ミスヒットに強く
深いラフからのショットや
多少ダフリ気味のフェアウェイバンカーからのショット
などにも その威力を大きく発揮します。

と同時に前述のとおり
慣性モーメントの大きなヘッド(重いヘッド)は
同じ姿勢 同じ運動 同じ方向への運動 に
適していますが、ヘッドを回転 ローテーション
させるような使い方には適していません。

また 体の回転によって
斜めの弧を描くのには良いですが
手先を使って より縦の円弧にしてしまうような
動きにも適していないのです。

これも何度も書きますが
慣性モーメントの大きなクラブやヘッド
重たいヘッドのクラブを使った遠心力を作ろうとすれば
当然 慣性モーメントの小さなものより
より大きな遠心力が作られます。
しかし 遠心力は主に
 ボールを打つのに邪魔になる力です。
   …阻害する力と言っても過言ではない。

力 には必ず方向が付いて回ります。
ショットをするのに 一番重要な方向は
まず ボールの飛ぶ方向 です。
打ち手の運動の方向も重要です。
その二つは基本類似した方向を持っており
どの時期か にもよりますが
打ち手の運動方向を ボールの飛ぶ方向のエネルギーに
することも十分可能です。

しかし ゴルフクラブで作る遠心力は
常時 外にはらもうとする力ですから
その力が ボールの飛ぶ方向と一致することは
打ち終わったかなり後の箇所のみです。

ボールのうちに行く最中に出来る遠心力は
すべてブレーキとなるばかりでなく
人間の姿勢や運動の方向にまで影響を及ぼします。

重いヘッド、慣性モーメントの大きなクラブは
使い方によって 打ち手の味方になるか、敵になるか
真っ二つに分かれてしまう のでしょう。
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