20170331

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: ダウンスイング☆刷毛塗ドリル①

   

ショットだけに限りません、
アプローチやパターでもそうですが
多くの人は手さばきを間違っています。

確かに意識として
地面にあるボールに届かせるには
ヘッドで探りたくなるのはわかりますが
その手さばきはグリップの移動を妨げ
体の回転も止めてしまいます。
体の回転が止まってしまえば
届くべきものも届きません。
dW l (2)_Moment(4)dW l (2)_Moment(5)dW l (2)_Moment(6)









また 左グリップを支点として
利き腕である 右手を使って シャフトを押す
クラブの長さを半径とした円を描く動きは
そのクラブを振った分、そのクラブを振った勢い分
左肩が上がっていくので
俗に言う アドレス時の肩に対する平行な回転にならず
急激な上向きの回転に変わります。

MVI_0581_Moment
ここらか始まる感じです。

一般的な腕さばき、腕でのクラブさばきはこんな感じです。
MVI_0581_Moment(6)MVI_0581_Moment(7)







左グリップを支点に 右手でクラブを押しますから
何の意識もしていませんが
左グリップの移動はほぼ止まっています。
止まっていないと 出来ないからです。
スイング動作の中にこれを取り入れれば
当然 時間とともに 体は向きを変えていきますから
体の回転には取り残される形になるでしょう。

動画を見て頂くと
ヘッドを振る動きと 左肩の上がる ひっ吊れる動きは
連動していますから
ヘッドを振る動きは 体を開く動き~上を向く動きと
ほとんど同期している のです。

この点を認識する必要があります。
地面にあるボールに届かせるために
ヘッドやシャフトを振る動きは
同時に 体が左に、上に遠ざかる動きになるので
実は届かせる動きなのか、届かせない動きなのか
よく分からない動きなのです。


ゴルフグリップは左右の手が重なっています。
右手が左手にかぶるような状態になっているのです。
ですので 右手を伸ばす
 スイング動作の中では右上腕を下げる ことによって
クラブを持った左手そのものを進行方向に押してあげる
ということが重要です。
MVI_0581_Moment(3)MVI_0581_Moment(4)







右上腕と連動して 左上腕を逃がしておく
もしくは 先に左上腕から逃がしてあげてもよいでしょう。

それによって グリップは進行方向に移動します。
結果としては それにつられるような形で
体も回って行きます。

MVI_0581_Moment(7)MVI_0581_Moment(4)







少々極端なモデルではありますが、
インパクトを想定したグリップの位置には
こんなに違いがあり
このグリップ位置では どんな体重配分になるか
想像の通りですし、
ヘッドを振る方は 上手くいっても最下点
おそらくは上がり際でボールをとらえる可能性の方が高い。
一方 刷毛塗をしていれば まだこの時点では
ヘッドが下降過程の可能性が高い訳ですから
体重配分だけでなく、腕やクラブの重さも打撃に使えます。
MVI_0581_Moment(2)MVI_0581_Moment(3)MVI_0581_Moment(4)







インパクトロフトもだいぶ違いますから
飛距離の差は大きいです。
例え ヘッドを振る方がヘッドスピード5ms程度速くとも
大きなロフトで打つことになりますから
5ms遅い刷毛塗の距離には勝てないでしょう。

from ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります