20170228

ゴルフも人生も no plan (;´Д`) : マーク金井の『一生役立つゴルフ「スイングタイプ」上達法』

え~ポケモンの状況は現在219匹ゲット(レベルは36の79.6万/200万XP)。
あと未実装と日本以外を除くと15匹かぁ・・・

まぁ家と会社のまわりだけの日常生活圏内でしかやってないからマイペースです。



そして、次のゴルフ本の書評は、マイナビ出版ゴルフブックスシリーズの

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一生役立つゴルフ「スイングタイプ」上達法
マーク金井 (著)
 マイナビ出版 2016年2月

<内容>
「あなたのスイングはアウトサイドイン? それともインサイドアウト? ゴルフが上手くなるのはどっち?

ゴルファーのほとんどはアウトサイドインかインサイドアウトのスイングタイプに分けられ、弾道はそのタイプとインパクトのフェースの向きで決まります。自分のタイプに合わない練習をしていても、それは時間の無駄というもの。本書は自分のスイングタイプの見つけ方からタイプ別の特徴と練習方法をやさしく解説しました。ぜひとも自分のスイングタイプを理解し、弾道をコントロールする方法を身につけてください。」

<目次>
まえがき
第1章 ゴルフスイングの核心、スイングタイプ

01 スイングタイプとは何か
02 アウトサイドイン軌道とインサイドアウト軌道の違い
03 9種類あるボールの弾道は6種類として考える
04 ボールを曲げるときは、どこにフェースを向けるのか
05 球筋を決めるのは、スイング軌道とフェース面の向き
06 スイング軌道のズレを直そう
07 スイング軌道を変えようとすると、ゴルフが難しくなる
08 自分のスイングタイプをチェックしてみよう
09 スイングタイプからみるショットの傾向
10 スイングタイプを活かして、フェースの向きを管理する
第1章まとめ

第2章 二つのスイングタイプの特徴を理解する

11 二つのスイングタイプの特徴を理解する
12 自分のスイングタイプに合った練習をしよう
13 「腕を返す」というレッスンの意味
14 スイングタイプを活かして、球筋を打ち分ける
15 インサイドアウトでスライスを打つバッバ・ワトソン
16 右にも左にもボールが飛ぶなら、フェース向きを直す
17 スイングタイプを理解したコース攻略
第2章まとめ

第3章 高速度カメラからわかるスイングタイプ

18 高速度カメラからわかるインパクトの真実
19 高速度カメラで見るスイング軌道
20 マーク金井の弾道を分析!?

第4章 スイングタイプによるクラブ選び

21 スイングとクラブは車の両輪
22 フェースが右に向くミスは、クラブでも防げる
23 クラブ選びで逆球を防ぐ
24 バックスピン量を管理して、最大飛距離を目指そう
25 シャフトのしなりを上手く使う
26 ハイバンスのウェッジがスイングを良くする
第4章まとめ

第5章 スイングが良くなるタイプ別ドリル

27 「正面打ち」ドリル(アウトサイドイン体質向け)
28 「切り返し」ドリル(アウトサイドイン体質向け)
29 「背面打ち」ドリル(インサイドアウト体質向け)
30 「膝立ち打ち」ドリル(インサイドアウト体質向け)
31 スポンジを置くドリル
32 ゴルフの竪琴
33 スーパーシャットくん

<著者/マーク 金井>
「クラブアナリスト。ゴルフ誌だけでなく、TV、ラジオなどさまざまなメディアで活躍する、自称「ゴルフ芸人」。ハンデ3の腕前と豊富な知識を活かした、わかりやすい試打レポートには定評がある。最近はクラブ設計者としても活躍、メーカーが作れなかった、アマチュアを救うクラブを設計。悩めるゴルファーのために自らゴルフスタジオ・アナライズを主宰している。」





え~確認したらワシは今までマーク金井氏の本は以下の5冊読んでいて、今回が6冊目になります。
結構読んでますね。まぁ彼のはあんまり難しくなくて気楽に読めるからね。(笑)

「中古クラブは勉強してから買いなさい―ときめくゴルフクラブ見つけ学」 (2006/11)
「クラブ選びでスコアが変わる!―マーク金井の最新クラブ選び&活用ドリル」(2008/08)
一生役立つゴルフ超上達法 (2013/7)
野村タケオと共著「今より30ヤード飛ぶクラブを選ぶための36の法則」 (2014/05)
片山晋呉と共著「あなたのゴルフを上達に導く45の言葉 シンゴイズム」(2016/12)

で、この本の主旨は、「なぜゴルフ雑誌やレッスン本には正反対のレッスンが書かれてるのるか?」ということへの答えと正しい上達法です。目次を読めばほぼ内容は分かるかも?(笑)

ゴルファーには2つのスイングタイプがあり、ほとんどのゴルファーの「スイングタイプ」が、「インサイドイン」と「アウトサイドイン」の二つに大別されるわけで、ゴルフレッスンで正反対の方法が展開されることがあるのは、対象となるゴルファーの「スイングタイプ」の違いから。
だから、その自分の「スイングタイプ」を理解し、弾道をコントロールすることが上達への方法ということです。

つまり、著者曰く、「スイングというのは、生まれつきの方言みたいに、もともと自然に身についているものであるが、ただ緊張したり怒張したりして、ここぞというところで訛りが出てしまうところが似ている。」ということで、この生来の「スイングタイプ」を変えようとするより、度合いを小さくするほうが上達に近づくという説です。

スイング軌道はゴルファーに刻まれたDNAのように「アウトサイドイン(スライサー)」と「インサイドアウト(フッカー)」に分かれるので、ボールが左右に散らばるのは、スイング軌道のズレの幅が大きいこともありますが、最も大きな要因は、インパクトでフェースの向きが開いたり閉じたりしていること。だから弾道を安定させるには、このフェースの向きの管理が重要とのお話です。

・ボールの飛び出す方向→インパクトのフェースの向きでほぼ決まる
・球の曲がり方→スイング軌道


そして、それは自らのスタジオ、アナライズにある1千分の1秒まで計測できる高速度カメラ「ディテクト」での物理的なメカニズムな分析から、数字的に説得力を導いています。
それから、当然のことながらお得意のクラブ分析や、練習器具のご紹介などなど。

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なんか、廣戸聡一さんの「4スタンス理論」に対抗したゴルファー分類法みたいだけど、(笑)
ワシは最初の一振りでゴルファーのタイプが決まってしまうスイング運命論者(笑)なんで、説は単純ですが納得はできます。

まぁこの本は、万年スライサーのアベレージとかに合うような本でしたな。

え~ワシのこのゴルフ本の評価は★★です。(満点は★3つ)



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