”けん”です。
本日より全英オープンが開幕しました。今回のコースはスコットランドのロイヤルトゥルーン・ゴルフ・クラブのオールドコースです。前回ここで開催されたのが2004年でその時は日本人には馴染みのあるトッド・ハミルトン選手が優勝しています。
日本人選手もたくさん出場しているので楽しみですが、宮里優作選手は8番パー3で大叩き7を喫してしまい続く9番でもボギー。その後は凌いだものの、結果的にこの2ホールで今日のスコアを作ってしまいました。
日本人期待の松山英樹選手ですが、本日の天候での1オーバーは出遅れたような気になるくらいの感じではないでしょうか。松山の場合、普段のメジャーでも予選は通過し決勝ラウンドでも活躍することが多いのですが、毎回予選ラウンドのスコアに物足りなさがあり、結果として優勝するにはその分が足りないことがよくあります。
また、ご存じのとおり松山はショットメーカーです。今回はカットボールを多用していたようですが、シンプルにまっすぐ攻めたほうが結果は良かった気がします。技におぼれたわけではないと思いますけど、コースがそうさせるのでしょうか。
本日爆発したのはフィル・ミケルソン。年齢も46歳とシニアにまもなくなるというのに凄すぎです。スコアは8アンダーの63。62となればメジャー最少スコアだったので惜しかった!
順位 | スコア | 選手 |
---|---|---|
1位 | -8 | フィル・ミケルソン |
2位タイ | -5 | パトリック・リード、マーティン・カイマー |
4位タイ | -4 | スティーブ・ストリッカー、ザック・ジョンソン |
12位タイ | -3 | 今平周吾、ジャスティン・ローズ、セルヒオ・ガルシア、池田勇太 |
22位タイ | -2 | リッキー・ファウラー、ローリー・マキロイ、市原弘大、アダム・スコット |
75位タイ | +1 | 松山英樹、谷原秀人 |
リオデジャネイロオリンピックのゴルフ競技は辞退者が続出しているようです。ジカ熱の心配やブラジルの治安の問題で辞退しているわけですが、こればかりは強制できませんので残念です。松山のように虫に刺されてアレルギーであれだけ腫れ上がってしまうようであれば問題ですね。
本当にメダルをほしいのであれば、ある程度のリスクがあるとしても対策を万全に整えて五輪に出場するのでしょうが、どうしても4大メジャートーナメントがゴルフでは最もほしいタイトルです。サッカーの五輪競技よりもワールドカップが盛り上がるようにゴルフでも同じことが言えるのでしょう。
ゴルフ世界選手権と同じくらいの感覚なのかもしれません。今のところ日の丸を背負って戦うような雰囲気がないのがゴルフです。ゴルフでは優勝以外名前が残らないのが現実です。
リオ五輪に出場するからには男女ともに応援しますし、ぜひ良い成績を収めてほしいところです。できればメダルを取れるといいな!
ではまた
from +72ゴルフレッスン