以前「大切なのは2m」という記事をUPしました。
これは佐伯三貴が大事にしているパットの哲学(?)です。
ところが「禅パッティング」(J・ペアレント著 塩谷紘訳 ベースボールマガジン社刊)によれば、著者は2.5m前後のパット練習は(スタート前には)するな、と言い切っています。
一部を引用させて頂きます。
ーーーー
(多くのゴルファーが、練習の仕上げに)2.5m前後の真っ直ぐな平らなパットを何発も練習する。
この長さのパットを沈めればコースでスコアを縮めることが出来るから、一番練習する必要があると思ってのことかもしれない。
これを沈めればスコアは縮むという事に関しては、完全に同意見だ。どのようなパットも1パットで沈めれば、そのホールのスコアは少なくとも1打へこむ。
しかし私はこの長さのパットはウォームアップのルーティンに加えないように読者に提案したい。
理由は2つ
1.これは不要だから。
この長さのパットは、ストロークを練習し、ペースの感じをつかみ、グリーンを読む能力を高める練習にとって不要なのである。
2.さらに重要なのは
この距離は、きちんとパットしても入らない場合が多いこと。
PGAツアーで2.5mていどのパットが入る確率は≒50%にすぎない。
入れごろ外しごろのパットの≒半分をミスすることに費やすのは余り賢明なこととは思えない。
それとも読者は、パットが簡単に入りそうで入らなかった時のあの苛立ちを、記憶に留めておきたいとでも思われるのだろうか。
ーーーー
日頃の練習で2m位を繰り返して練習するのは効果的だが、スタート前の練習では、却ってストレスにもなりかねないですね。
その辺りを心理学者でもある著者は上手く指摘しています。
いつも応援有難うございます!
今は何位かな?
今日も↓ポチッとご支援をお願い致しますm(_ _ )m