アメリカツアー、キングスミルチャンピオンシップ3日目が終了しました。
首位は11アンダーのフランス選手です。トップを独走していたアリソンリーさんが終盤にボギーとダボを叩いて首位陥落してしまいました。先週どこかで見たようなスコアカードです。
日本人選手の成績は以下の通りです。()内は3日目のスコア
20位 -3 藍ちゃん(66、5バーディ、ノーボギー)
30位 -2 野村さん(70、3バーディ、2ボギー)
47位 E さくらさん(69,4バーディ、2ボギー)
76位 +4 智恵ちゃん(74、2バーディ、3ボギー、1ダボ)
3日目のスタッツ比較です。
フェアウェー パーオン パット数
藍ちゃん 11 15 29
野村さん 10 14 31
さくらさん 11 15 31
智恵ちゃん 12 12 30
藍ちゃんは5バーディ、ノーボギーの完璧なゴルフでした。ショットが良い上にバーディ決定率が33.3%なので、パットも決まっていたのでしょう。ただ、3日目の智恵ちゃんがそうだったように、藍ちゃんにとっての最終日はビッグスコアの翌日、そうです、ネギック理論の壁です。今シーズン初のトップテンという記事もありますが、トップテン入りするには通算8アンダーまで伸ばす必要があり、現実は厳しいのではないでしょうか。
野村さんは、安定していますね。バーディも少ない代わりにボギーも少ないです。ただ、この選手、突然大きくスコアを変動させる癖があります。ホンダの時のようにビッグスコアを叩き出す可能性がある一方でいきなり失速することもあります。よくわからない選手です。
智恵ちゃんは、やはりと言うと失礼かも知れませんが、3ら日目はスコアを落としました。ネギック理論なので仕方がないです(笑)。最終日の巻き返しに期待ですね。外野を黙らせるために、とにかく賞金を加算してほしいです。
さくらさんは、4バーディ、2ボギーという、まずまずのゴルフでした。
18ホール中15ホールでパーオンというのはほぼ完璧ですが、まずまずのスコアになってしまいました。1番ホールでパーオンしながら3パットボギー、藍ちゃんが3日間ともにバーディを獲っているイージーな7番ロングでボギーという、かなり勿体ないゴルフでした。ただ、インに入っての3バーディ、ノーボギーは藍ちゃんに対する意地を見せたようで、スコアカードを見るだけで楽しくなります。
こういうゴルフこそ見ていて楽しいのだろうな・・・と感じました。
さくらさんの最終日は7番でイーグルを獲って66前後のビッグスコアを叩きだしてほしいですね。5アンダーまで伸ばせばトップ20は見えて来ます。顔晴れ、さくらさん。
from VIVAさくら&琴乃VIVA女子ゴルファー