20150426
メゾンゴルフのひととき: 目に映るゴルフクラブの形
ゴルフクラブ
この完成された形状は眺めていているだけでも楽しいものです。
ゴルフをしない人にとっては、なんかヘンテコな形に見えるカモですがね(笑)
ホントこの形状は知れば知るほど…
地面にあるボールを運ぶにはこれ以上ない構造だとわかります。
画像はゴルフクラブの測定風景です。
クラブヘッドはシャフト軸線を基準に計測されるものですので、ウチではこのような測定専用の器材を用いて計測しています。
その理由はゴルフシャフトはテーパー(手元から先端にかけてすぼまっている)形状ですので、そのままですと斜めになったところからの計測になってしまうからです。
ちなみに、この器材で以下の測定が可能です。
https://sites.google.com/site/maisongolf2012/club_sokutei
ゴルフクラブの構造で押さえておきたいトコロ
その基本となる部分は、ロフト角度、ライ角度、バンス角度です。
ちょっとクラブに詳しい方は、ご自身のそれぞれの角度が何度というのは知っているかと思います。
特にウェッジなどは、ロフト角度表示で区分しているモデルも多いですし。
これらの角度は番手ごとに変化していきます。
ロフト角度ですと3~4度
ライ角度は0.5度ピッチというのが一般的です。
バンス角度はウェッジだけ?のようのように思っている方が多いのですが、これもそれぞれに存在しています。
スイングタイプにもよりますが、1~2度でフローさせた方がゴルフクラブとしては使いやすくなります。
そのたった数度(わずか)の差でヘッドはそれぞれ構成されてセットとなっているのです。
そこにさらに加えた形がグースネック
Hand made Japan Model-G
この形状でより簡単にボールを運んでもらおう!
往年のジャンボのようなアプローチをしてもらおう?!
そんな思いで作りいたしました(^^ゞ
このグースと呼ばれる形状は、計測上はFP(フェイスプログレッション)として表されます。
シャフト軸線上とリーディングエッジの位置関係を数値で表したものです。
この数値がゼロの場合、シャフト軸線上にリーディングエッジがきているということになります。
この数ミリがもたらす違い…(^^)v
from メゾンゴルフのひととき