20150420

パット上達ブログ: バンテリン最終日

プロ8年目の菊地絵理香。これまで何度も悔し涙にくれましたが、初めての嬉し涙で幕を閉じました(通算-9)。

3日間首位を通した完全優勝。



「(今までの負けは)全て今日のための経験」というように、かつての敗因はすべて自分の未熟さに有ったと反省。パットも随分と練習に励んできたそうです(*1)。



最終日は、自分の目標スコアを達成できても勝てなければそれはそれで仕方がない、という達観も冷静にプレーを続けることができたのだと思います。



2日目は好天でグリーンも硬く速かったですが、この日は前夜の雨でだいぶ攻めやすくなっていたことも奏功したのではないでしょうか。



2位は4打差でイ ボミと若林舞衣子。



菊地のパット。

1.無理のない姿勢から軸を保ってストローク。

  フォローでボールが2m位出るまで頭を残しています。

  (1年先輩の有村智恵や原江里菜の影響でしょうか)

2.テークバックのきっかけはフォワードプレスしてタイミングをとる。

3.ボールが両目線の下より少し外側にある。

  これは真下のほうが良いと思います。

4.アドレス時の姿勢の深さ

  距離によるのでしょうか、姿勢の深さが変わっています。

5.明確なルーティンが無い?

  これはもう少しメリハリのあるルーティンを取り入れたほうが

  自身のパットへの安心感が出来ると思います。

  (例えば、上田桃子のように毎回同じルーティンを取り入れるとか)



菊地はこの日グリーンでまとめたウェアーでした。

これが今後、菊地の勝負カラーになるのでしょうか。だとしたら、グリーン大好きなキーパーオジサンは嬉しいです(笑)。



古閑美保の解説も良いですね。

自身の選手経験から、攻めどころやマネジメントの大切さなどを洗いざらい解説してくれるので、大変勉強になります。



*1:この試合を終えた時点で平均パット数は1.7595。

   イ ボミの1.7458に次いでランク2位です。



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