トヨタのエスクァイアのCMでバットマンが、
「私は今こんなところで
他人の人生に立ち止まって
いいね なんて言っている場合じゃない」 なんて言ってるけど、
ほんまにお義理の「いいね」なんてアホらしいし、そんなことをしてる場合じゃねえだろ。(笑)
昨日は午前中雪で寒かったんだけど、午後からゴルフシーズンを控えボールやティを買った。
ただ現在喉が痛い上に口内炎で、何かを食ったり飲んだりしても痛むのでテンションが上がらんが。
え~次のゴルフ本は買ってから気がついたが、3月1日発売の新刊ホヤホヤのゴルフ本の書評です。
ゴルフダイジェスト社刊 2015年3月
<内容>
「-レッスン・オブ・ザ・イヤー2015ノミネート-
週刊ゴルフダイジェストの人気連載 会社員プロ・田村尚之のレッスン、待望の書籍化!
会社勤めをしながら、数々のアマチュアタイトルを獲り、49歳でプロテスト一発合格、現在は、会社員プロとしてツアーに参戦している田村尚之。そのゴルフのモットーは「がんばらない」だ。
練習ぎらいで、ラウンドは月イチ。棒立ちアドレスで、身体を無理にねじることなく飛距離はかる~く300ヤードをたたき出す。「アマチュアのゴルフは、気持ちよく、が基本」というように、田村のゴルフは実に自然体なのだ。
本書では、ゴルフマニアでアマチュア時代から田村の取材を続けている、ジャーナリストの上杉隆が、「田村流ラクして上手くなる方法」を対話方式で徹底解明していく。
読んだ後に、「ゴルフってこんなに簡単だったんだ」と誰もがそう感じるに違いない!」
<目次>
「第1章 “がんばらない”スウィング術 ・あきらめることから上達がはじまる・ボールが曲がらない構え方・スウィングは難しく考えない・かかと体重でハンマー投げ。これなら飛ばせる・ベタ足で踏ん張る。ヘッドが走り出す他.
第2章 “がんばらない”ラウンド術 ・どんなライからでも単純に考える・平らなソールで滑らすように打つ・グリーン周りも振り子イメージ・距離感の出し方・ボールの“住む階”をしっかり観察他」
<著者略歴>
●田村尚之
1964年生まれ。会社員ゴルファーとして、仕事とゴルフを両立させ、日本オープンローアマ(94年)、日本ミッドアマ2連勝(02、03年)などの戦績を残す。アマ時代のハンディはプラス5.6。13年末にプロ転向。シニアツアーでも活躍中。
●上杉隆
1968年生まれ。政治、メディア、ゴルフなどを主なテーマとするジャーナリストで(株)NO BORDER代表取締役。関東ジュニア出場経験を持ち、ベストスコア71のゴルフマニアでもある。
これは週刊ゴルフダイジェスト連載「がんばらないからうまくなった。」(2009年5月~2010年3月)をまとめ再構成したものですが、なんで5年前の連載を今頃出版するの?なんて野暮なことをGD社に言ってはいけない。(笑)
しかしワシはここ何年もゴルフ雑誌はゴルフ漫画以外はまともに読んでなかったので疎くて、田村さんと上杉氏のこの連載は読んでなかったね。本屋でパラパラめくってみて、共著者の上杉隆さんのゴルフ観が少し気になって迷ったが買いました。
ゴルフダイジェスト新書はワシはあまり評価してねぇんだけど、
ただ3月1日発売のまさに新刊ホヤホヤだから書評にも少し気を遣いますね。
この本は当時アマ最強だった田村さんと普通のアマ上杉氏の対談形式で、内容的にどうなんじゃろ?と少し疑問に思ってましたが、田村氏の独特で新鮮なゴルフと、冗談混じりながらも上杉氏の意外にしっかりした問いでの流れが良かったですね。
田村尚之さんは長年マツダ勤務(その後別会社でも)サラリーマンだったトップアマで、2013年プロテストに合格し、ずっと虚弱体質でコーチに師事したこともない自己流でジム・フューリック?に似たスウィング。
しかし、曲がらない上に飛ぶ。
そのわりにサラリーマンだから練習もラウンドも週1回程度、特に1月~3月は寒いからラウンドしないという軟弱なところがワシと同じで気に入った。(笑)
ワシがもう一度少しゴルフを頑張ってみようと思っていた時に、この本を読んだもんだからかなりタメになりました。
(ただ田村さんいわく、ゴルフは頑張るな!ってことですがwww)
この本の中で拾った名言が、
「あきらめないとか、がんばろうとするから無理をする。
無理をするから、かえって下手になる。
がんばらないところからサラリーマンの上達が始まる。」
「アマチュアのゴルフは気持ちよくが基本。
自然にすっと立ってコマが回るように打ちたいから、ボールもグリップも真ん中寄り。
かかと体重でハンマー投げ(振り子イメージ)。」
上杉氏のドライバーが引っかかる最近の悩みに対して
「ガニ股かかと体重で踏ん張りベタ足、
身体の正面でインパクト、目標にまっすぐフォローを出す。
スウィング中、常に身体の正面に手があれば、クラブの通り道は安定する。
ハンマー投げのように、手を伸ばして遠心力を出すために大きなアークを描く。」
「高弾道で滞空力のある球、ドライバーからパターまで全クラブイメージはロブショット。
インパクトでフェースに乗せたボールを上空まで運ぶ感じ 。
左手が止まればヘッドが手元より先行する、空を向くようなフォロー。
フェースを返さずスクェアな状態を保ったまま、振り子のように飛球方向にフォローを出す。
ヘッドはトップの位置のまま、ただ右ひじを真下に下ろす(トップで右わきをあける)。」
「アプローチはソールを滑らせる。線でボールをとらえられる、ダフるように。」
「練習場ではマットにボールをおかずスタンスマットの上から打つ。
マットの後ろにボールをおいて打つ。」
「パットは自分で決められるのは打ち出し方向だけで、それ以上入るか入らないかは運次第。
大事なのは思った方向に打ち出せるかどうかだけ。
強めに一升瓶にコーンと当てるつもりでパッティング。
オーバーしてオーバーに打つ2度オーバー、3パットもあるけど1パットも多くなる。
狙った方向に真っ直ぐ強く打てればいい。入るかどうかは神のみぞ知る、偶然の産物。」
で、一番気に入ったのが、
「ゴルフスウィングに正解はない。ゴルフとは自分探しの旅。」 の言葉。気に入りました。
対談相手の上杉氏は「放課後ゴルフ倶楽部」を読んでいたので、ゴルフに関しての見識は評価してなかったんだけど、この本では良い質問と空気感出してますねぇ。意外にゴルフを良く知ってるので見直したな。(笑)
ワシのこの本の書評は辛口ですが。。。(笑)
ワシが思うに、アマの球聖中部銀次郎さんのネタが尽きた最近では、次なる世代のアマの道しるべとなるべき人を求め阪田哲男さんや田村尚之さんの本が出てるような気がしますが、
え~ワシのこのゴルフ本の評価は今年2冊目の高評価である★★★★です。(満点は★五つ)
from ゴルフも人生も no plan (;´Д`)
「私は今こんなところで
他人の人生に立ち止まって
いいね なんて言っている場合じゃない」 なんて言ってるけど、
ほんまにお義理の「いいね」なんてアホらしいし、そんなことをしてる場合じゃねえだろ。(笑)
昨日は午前中雪で寒かったんだけど、午後からゴルフシーズンを控えボールやティを買った。
ただ現在喉が痛い上に口内炎で、何かを食ったり飲んだりしても痛むのでテンションが上がらんが。
え~次のゴルフ本は買ってから気がついたが、3月1日発売の新刊ホヤホヤのゴルフ本の書評です。
がんばらないから上手くなった。 (ゴルフダイジェスト新書) (2015/03) 田村 尚之、上杉 隆 他 商品詳細を見る |
ゴルフダイジェスト社刊 2015年3月
<内容>
「-レッスン・オブ・ザ・イヤー2015ノミネート-
週刊ゴルフダイジェストの人気連載 会社員プロ・田村尚之のレッスン、待望の書籍化!
会社勤めをしながら、数々のアマチュアタイトルを獲り、49歳でプロテスト一発合格、現在は、会社員プロとしてツアーに参戦している田村尚之。そのゴルフのモットーは「がんばらない」だ。
練習ぎらいで、ラウンドは月イチ。棒立ちアドレスで、身体を無理にねじることなく飛距離はかる~く300ヤードをたたき出す。「アマチュアのゴルフは、気持ちよく、が基本」というように、田村のゴルフは実に自然体なのだ。
本書では、ゴルフマニアでアマチュア時代から田村の取材を続けている、ジャーナリストの上杉隆が、「田村流ラクして上手くなる方法」を対話方式で徹底解明していく。
読んだ後に、「ゴルフってこんなに簡単だったんだ」と誰もがそう感じるに違いない!」
<目次>
「第1章 “がんばらない”スウィング術 ・あきらめることから上達がはじまる・ボールが曲がらない構え方・スウィングは難しく考えない・かかと体重でハンマー投げ。これなら飛ばせる・ベタ足で踏ん張る。ヘッドが走り出す他.
第2章 “がんばらない”ラウンド術 ・どんなライからでも単純に考える・平らなソールで滑らすように打つ・グリーン周りも振り子イメージ・距離感の出し方・ボールの“住む階”をしっかり観察他」
<著者略歴>
●田村尚之
1964年生まれ。会社員ゴルファーとして、仕事とゴルフを両立させ、日本オープンローアマ(94年)、日本ミッドアマ2連勝(02、03年)などの戦績を残す。アマ時代のハンディはプラス5.6。13年末にプロ転向。シニアツアーでも活躍中。
●上杉隆
1968年生まれ。政治、メディア、ゴルフなどを主なテーマとするジャーナリストで(株)NO BORDER代表取締役。関東ジュニア出場経験を持ち、ベストスコア71のゴルフマニアでもある。
これは週刊ゴルフダイジェスト連載「がんばらないからうまくなった。」(2009年5月~2010年3月)をまとめ再構成したものですが、なんで5年前の連載を今頃出版するの?なんて野暮なことをGD社に言ってはいけない。(笑)
しかしワシはここ何年もゴルフ雑誌はゴルフ漫画以外はまともに読んでなかったので疎くて、田村さんと上杉氏のこの連載は読んでなかったね。本屋でパラパラめくってみて、共著者の上杉隆さんのゴルフ観が少し気になって迷ったが買いました。
ゴルフダイジェスト新書はワシはあまり評価してねぇんだけど、
ただ3月1日発売のまさに新刊ホヤホヤだから書評にも少し気を遣いますね。
この本は当時アマ最強だった田村さんと普通のアマ上杉氏の対談形式で、内容的にどうなんじゃろ?と少し疑問に思ってましたが、田村氏の独特で新鮮なゴルフと、冗談混じりながらも上杉氏の意外にしっかりした問いでの流れが良かったですね。
田村尚之さんは長年マツダ勤務(その後別会社でも)サラリーマンだったトップアマで、2013年プロテストに合格し、ずっと虚弱体質でコーチに師事したこともない自己流でジム・フューリック?に似たスウィング。
しかし、曲がらない上に飛ぶ。
そのわりにサラリーマンだから練習もラウンドも週1回程度、特に1月~3月は寒いからラウンドしないという軟弱なところがワシと同じで気に入った。(笑)
ワシがもう一度少しゴルフを頑張ってみようと思っていた時に、この本を読んだもんだからかなりタメになりました。
(ただ田村さんいわく、ゴルフは頑張るな!ってことですがwww)
この本の中で拾った名言が、
「あきらめないとか、がんばろうとするから無理をする。
無理をするから、かえって下手になる。
がんばらないところからサラリーマンの上達が始まる。」
「アマチュアのゴルフは気持ちよくが基本。
自然にすっと立ってコマが回るように打ちたいから、ボールもグリップも真ん中寄り。
かかと体重でハンマー投げ(振り子イメージ)。」
上杉氏のドライバーが引っかかる最近の悩みに対して
「ガニ股かかと体重で踏ん張りベタ足、
身体の正面でインパクト、目標にまっすぐフォローを出す。
スウィング中、常に身体の正面に手があれば、クラブの通り道は安定する。
ハンマー投げのように、手を伸ばして遠心力を出すために大きなアークを描く。」
「高弾道で滞空力のある球、ドライバーからパターまで全クラブイメージはロブショット。
インパクトでフェースに乗せたボールを上空まで運ぶ感じ 。
左手が止まればヘッドが手元より先行する、空を向くようなフォロー。
フェースを返さずスクェアな状態を保ったまま、振り子のように飛球方向にフォローを出す。
ヘッドはトップの位置のまま、ただ右ひじを真下に下ろす(トップで右わきをあける)。」
「アプローチはソールを滑らせる。線でボールをとらえられる、ダフるように。」
「練習場ではマットにボールをおかずスタンスマットの上から打つ。
マットの後ろにボールをおいて打つ。」
「パットは自分で決められるのは打ち出し方向だけで、それ以上入るか入らないかは運次第。
大事なのは思った方向に打ち出せるかどうかだけ。
強めに一升瓶にコーンと当てるつもりでパッティング。
オーバーしてオーバーに打つ2度オーバー、3パットもあるけど1パットも多くなる。
狙った方向に真っ直ぐ強く打てればいい。入るかどうかは神のみぞ知る、偶然の産物。」
で、一番気に入ったのが、
「ゴルフスウィングに正解はない。ゴルフとは自分探しの旅。」 の言葉。気に入りました。
対談相手の上杉氏は「放課後ゴルフ倶楽部」を読んでいたので、ゴルフに関しての見識は評価してなかったんだけど、この本では良い質問と空気感出してますねぇ。意外にゴルフを良く知ってるので見直したな。(笑)
放課後ゴルフ倶楽部 (2011/08/31) 上杉隆 商品詳細を見る |
ワシのこの本の書評は辛口ですが。。。(笑)
ワシが思うに、アマの球聖中部銀次郎さんのネタが尽きた最近では、次なる世代のアマの道しるべとなるべき人を求め阪田哲男さんや田村尚之さんの本が出てるような気がしますが、
え~ワシのこのゴルフ本の評価は今年2冊目の高評価である★★★★です。(満点は★五つ)
from ゴルフも人生も no plan (;´Д`)