20150209

VIVAさくら&琴乃VIVA女子ゴルファー: バハマクラシック結果

ピュアシルク・バハマLPGAクラシックが無事終了したようです。


14アンダーで3選手が並び、キムセイヨンさんがアメリカツアー初優勝を飾りました。


日本人選手では、美香さんが8アンダーで19位タイ、藍ちゃんが7アンダーで24位タイでした。




2人の予選ラウンドについては昨日の記事に書きましたので、決勝ラウンドのデータを紹介します。




美香さん 7バーディ、2ボギー、1ダボ


       フェアウェーキープ 25/28 


       パーオン       25/36


       パット数       57




4日間のフェアウェーキープ率は92.8%、パーオン率は75%でした。風に強い選手なので、風の影響を最小限に抑えることができたと思いますが、前提としてショットも良かったことが数字からもわかります。


パーオンを逃した18ホールでボギー以下を叩いたのはわずか4ホールというのもよく粘ったと思います。ショートゲームもこの試合では冴えていたわけですね。今回のようにショットが安定すれば成績も安定する筈ですが、先週の試合が全く駄目だったので、まだまだ安心することはできません。




藍ちゃん 11バーディ、6ボギー


       フェアウェーキープ 22/28 


       パーオン       28/36


       パット数       57




4日間のフェアウェーキープ率は75%、パーオン率は69.4%でした。ショットの精度では美香さんを下回っていますが、ショートゲームの爆発力でバーディを量産したことでボギーの多さをカバーしました。


4日間で11ボギーですが、パーオンを逃したホールが22なので、ボギーが多すぎるような気がします。逆にパーオン50ホールに対してバーディ18個ですから、バーディ決定率が何と36%にもなります。(チップインも2回ありましたが、かなりの高率です)


藍ちゃんらしい爆発力です。運にも恵まれましたが、彼女はパットが入り始めると、こういうゴルフをします。彼女本来のゴルフができたということでしょう。ただ、ショットの精度が低いので、どうしても活躍できる試合と活躍できない試合での成績にムラが出来ます。




藍ちゃんは昨年12位タイという成績がありましたが、それに次ぐ高成績でした。昨年を超えたわけではありません。美香さんは昨年の最上位を上回る成績でした。


しかし、昨年智恵ちゃんが18位タイになった試合があったように、「点」での活躍ではいけません。今後、こういう成績を続けることができるかどうかが問題です。一試合の結果で一喜一憂してはいけません。


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