20141204

ゴルフ ~修羅の道~: メンタルの基礎。



練習場へ通って



練習場でナイスショットを打てて











浮かれ



安堵し























そのナイスショットがコースでもできると



大きな大きな勘違いをしてしまうような













そんな”無駄な練習”をしている暇は

















































私にはない。































何度も何度も。



変えるべき部分を確認しながら







同じ事をひたすら繰り返し

















何度も。



























左肩を低く。











顔を残さず



捻転差を作らず











左肩を低くまわす。





















スイングを変える努力は



それ自体が目的であってはならない。















「スイングを変えれば上手くなれる」











その考え方から



まずは変えないと。

























ゴルフは総合力で結果が決まる。









スイング作りはせいぜい30%まで。



それ以上の成果を生むことはない。









それ以上を求めてはいけない。



























まずはミニゲーム。



まずはパッティング。









20y以内から



スコアを乱すようなゴルフでは







スイングもくそもない(笑





















そしてマネジメント。



技量に応じた戦略を”すべてのホール”で。













まずはそっちが先。

















簡単に結果に繋がるスイング作りなどない。











3年後のため



5年後のために





コツコツと継続し



必ずコースに持ち込んで



















同じことがコースで再現できるように。























練習場で浮かれて



コースで撃沈する













行きの車で鼻息荒く



帰り道に落ち込み凹む







「アベレージループ」には絶対にハマらないこと。

























逆。













練習場では変える努力をひたすら続けること。



淡々と地道にストイックに。







そこにナイスショットの快感を求めたとたんに



スイング作りは頓挫し快楽だけが残る無駄な練習となってしまう。























行きは穏やかに。



帰りは一日遊んだ余韻を楽しむ。









いつもそういうゴルフをしたい。



















コースに平らなライなど殆ど無い。







平らな場所から練習して結果に浮かれるから



平らな場所などないコースでいつもひどい目に遭う。



















平らな練習場で



スイングをどれだけ作っても







コースで別人になるのは



結果が出る前からわかる。



















なぜそうなってしまうのか



本気で考えてごらん。















練習場でしか通用しないスイングなど



何の価値も無いことに









早く気付こうよ。



















そんなスイングをいくら作ったところで



結果が伴うわけがない。



















しつこく言ってやる。



スイング作りは目的ではない。









手段の一部。



ごくごく一部。

























ゴルフ場は



美しいスイングをする場所ではない。















ゴルフはもっと単純。



遠くの穴にボールを入れるだけのスポーツ。



























忘れるな。







ゴルフがどういうスポーツかを。



























スイング作ってもボールは穴には入らない。













スイング作りは









ボールを穴に入れるための



プロセスの一部でしかないの。

























大事ではあるけれど



結果を大きく左右するファクターでもあるけれど









それだけじゃ何も変わらない。



















今の技量に応じたマネジメントと



そのマネジメントに最適なジャッジメント。







このふたつを



”高い確率で遂行させるための手段”のひとつが

















スイング作り。





















もっともっと



ゴルフには大事なことがたくさんある。



















先日



アラフィフ女性ふたりのレッスンがあった。







初めてスイングを見させてもらったが



正直、アドバイスすることなど殆ど無い。













ふたりともラウンド数も多く



練習場でのスイングに関してはレベルが高い。







努力していることはすぐにわかる。

















私から伝えたことは



たったひとつだけ。































「今の3倍振って下さい」

















もう何度



この指導をしてきただろう?

















もっと振って!





まだ振れる!!





もっともっと!!!

















筋肉痛になっちゃう~







などと泣き言を言いながらも(笑



必死に振ってくれた。











力みはヘッドスピードに変わり



やがて力を抜く感覚を覚え







より振れるようになってきた。











自然と軸は安定し



タイミングも揃い



フォローで振れるようになってきた。















やがて







あそこはこうしてとか



ここはこんなことを意識してとか







つまらない形や理論など頭から吹き飛び



本当にいいスイングになってきた。

















たった1時間半のレッスンで







あっさり変わった。

























ひとりはベスト80というレベル。



すでにシングル入りも視野に入る腕だ。







ところが



80を出してからゴルフがおかしくなったと。













飛距離が出ないわけじゃない。



大きなミスをすることもそうそうない。











なのに結果は良くても90前後。



悪いと100叩く





























という話を事前に聞いていた。



























こういう人は



もうスイングを見るまでもない(笑







パットもアプローチもボロボロで



寄らない入らないという繰り返し。

























スイングじゃないじゃん(笑













それがわかっているのに



スイングを変えようと必死だ。



















レンジでも



アフターミーティングでも









振ること



振り切ること



打ち切ることの必要性だけを伝えた。





















その翌日のラウンドで









ひたすら振り切ることだけに集中したら



とても楽しいゴルフができたという報告が。

















スコアも85と



結果もちゃんと伴ったけれど

















それ以上に気持ちがとても楽で



楽しかったと。







コースで振れていなかったこと



スコアを欲しがりパットも打ち切れていなかったこと















気付けましたという報告だった。

































スイングありきの努力に結果は伴わない。











順序が違うからだ。





















スイングを作る理由を間違えるな。





スイングを作る目的を見失うな。

























どんなに作っても



コースでビビってちゃ何の価値も無い。







どんなに頑張っても



コースで実力を発揮できなきゃ意味も無い。













それが順序。

























作る前に



いじる前に









先にやっておくべきことを



ちゃんとやること。





















狭いホールこそ思い切りよく。



広いホールほどピンポイントに。







このブログで何度も何度もしつこく書いてきたこと。























もちろんそれは









私の



リアルのレッスンでも何より優先される。



















形を整えることはいつでもできるんだよ。





いつでも。



















でも









一度整えたしまったものを崩してまで



何かに取り組む勇気を持つ者は

















殆どいないの。

















ましてや



振ることなんてできない。





















崩れるのが怖いから。





形が。

































違うよね。



そうじゃないよね。

















だから大事なんだよ。





順序が。































「思い切りやってくる!」











ちゃんと有言実行してくれた。









最後までやりきったと



とても満足げに話してくれた。

















3パットもなかったと。













当然だ。







スコアありきのちまちました



ちっちゃいゴルフの呪縛が解かれるだけで







それだけでパッティングは変わるもの。

























ゴルフはメンタル。





メンタルがすべて。











スイングなんて二の次三の次。





自分に合った道具なんて四の次だ(笑

























スイング作りは







その大事なことを



まずはできるようになってからでいい。





















微調整や修正



基礎の見直しは必要だ。







それはまたじっくりと時間をかけ



ひとつひとつ丁寧に。















そこは私達コーチの出番。























まずはコース。



いちにもににもコース。











コースで優先すべき課題が何より先。

















いいか。





覚えとけ。













ゴルフは





練習場でいい球を打つスポーツじゃないことを。





















たかが趣味のゴルフ。





苦しむようなゴルフを自らしないこと。





















そこを勘違いしている奴らこそ









何年も実力が上がらない



典型的なアベレージゴルファー。



















まずはパットとアプローチ。



そしてバンカー。













平行してできるのが







「振り切る」



「打ち切る」という







大事な大事な基礎。





















メンタルの基礎。















ミスを恐れ



結果を恐れ













形(スイング)を整え



道具を揃え









コースで



「当てるだけのゴルフ」にならないで。





















楽しいはずが無い。







気持ちよく振り切ることすらできなくなった



情けないメンタルでプレーしたって。



















上手くなればなるほど





こういう壁に誰もがぶち当たる。

















戦略は守っても





スイングで守っちゃだめだろ。

















思い切りよく。







気持ちよく。





















結果は



望んで得られるものじゃない。







後から付いてくるものであり



今までの努力に対する答え。

















レンジで伸び伸び振ることは誰だってできるの。



誰だって練習場ではいい球が打てるの。











まっ平らだし風もラフも傾斜もない場所だから。









しかも



スコアが出ない場所だから。

















誰だって上手く打てる場所なの。







練習場って。

























変えなきゃいけないのは



スイングじゃないよ。













違う。





















































































違うよ。

from ゴルフ ~修羅の道~