1 6歳当時のタイガーのインパクトは、とてもバランスが良く、16歳とは思えないほどの完成度でした。
タイガーは、15歳から3年連続でUSジュニアに勝ち、18歳から3年連続でUSアマに勝っていますが、18歳の時に挑んだ1994年のUSアマでは、決勝でトリップ・キーニーと対戦しました。この試合は、決勝で36Hのマッチプレーで争われますが、タイガーは24Hを終了した時点で6ダウンの絶体絶命状態でした。しかし、そこから歴史的な大逆転劇でキーニーに勝って、USアマ最年少優勝の栄冠を手にしたのですが、その時破ったキーニーは、タイガーの3つ年上で、のちにタイガーのコーチとなるハンク・ヘイニーがコーチでした。
当時のキーニーのスイングを見ると、ハンドダウンが強く、トップは少しクロスしてフェースが極端に開かれ、ダウンスイングは、かなりインサイドからボールをとらえて強く左に曲がるフックを持ち球にしていました。
つまり、やはりジュニアらしい個性的なスイングだったわけで、それはヘイニーコーチによって指導されたスイングだったのですが、スイング的にはタイガーの方がはるかに素晴らしいスイングで、だからこそ逆転したと言えるかもしれません。なぜキーニーが午前の試合でリードできたのかというと、やはりタイガーは全米ジュニア三連覇という偉業を成し遂げた有名人だったし、史上最年少優勝がかかった試合でもあったし、当然マスコミも注目するし・・・とキーニーとは比較にならないほどのプレッシャーがあったからでしょう。そういうプレッシャーの中でも逆転優勝するというのは、結果からすれば僅かな差で勝ったという記録にはなりますが、その見えない中身としては、雲泥の差があった、ということになります。
そんなわけで、18歳当時、21歳でトップアマだったキーニーよりも遥かに優れたスイングをしていたタイガーですが、のちにタイガーよりも癖のある完成度の低いスイングしか教えてもらえていなかったキーニーの先生であるヘイニーに習うことになったのは、自分を追い込んだ相手を教えていたという事実が影響したのかもしれませんが、当時のキーニーのスイングをよく分析していれば、ヘイニーに教えてもらう必要はなかったと感じられたかもしれません。それにしても、のちにヘイニーに習ったのも失敗だったかもしれませんが、まさか暴露本まで出されることになるとは予想できなかったでしょう。
そんなタイガーのスイングのインパクト後は、果たしてどんな特徴があったのか?これは非常に興味深いところなので、是非お楽しみ下さい・・・
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