20200416

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: 手打ち? ってなんでしょうね




ゴルフスイングをこの角度から見た場合、
からだが左を向くから 傍目に
 ヘッドが 画面に向かって右
 ~位置関係的にグリップよりも先に言ったように見えます。

達人のココから盗め_Moment(4)

もしカメラが 移動式~常時、体の正面にあれば
グリップとヘッドの位置関係は
 スイングを通して、大きく変わりません。

達人のココから盗め_Moment

達人リートレビノの上の写真も、
からだの向きが変わっただけで 基本、この写真と同じ、
本当に からだの向きが変わっただけ なのです。




😿 ヘッドがグリップを追い越して『打つ』
 ・・・その典型例が 振り子のショット、振り子のアプローチ です。



何度も書いていますが その弊害は多岐に渡ります。

本来、左を向くコトで
 ヘッドがグリップを追い越した「ように見える」訳ですが
からだの向きで行わず、
肩を揺さぶって 体のゆがみ を使って
ヘッドを前に出す行為は
 からだの回転を止め、ヘッドやクラブを放り出すスイングを誘発します。

また その動きがそのままフルショットになると
からだが左に回らず、左上半身(左肩)が上に上がるコト が身に付いていきます。
体の故障に直結する動きです。
ココを治したい❷_Moment(4)

✋股関節を境として 胴体、上半身をからだ と考えず
肩をからだと考える ゴルファーも少なくない です。

手首や肘などを大きく動かしていない
自分の考える「からだ」 👉実態は 腕の一部である肩
を動かしているので 『手打ちだ…』 という認識は一切ありません。
●スイングを悩んだ時、改善の対象には入らないのです。

振り子のアプローチ_Moment(2)振り子のアプローチ_Moment振り子のアプローチ_Moment(3)






この 腕の一部である『肩』を揺さぶる、
腰に対して肩をひねる~胴体を捩じる
というのが スイングの「当たり前」となっている訳です。


振り子のアプローチ
からだ は 肩 である と言う認識 の打撃は
『非常に飛距離が出しにくく』
『アプローチが上手くなり難い~どちらかと言う苦手』
 という
前門の虎後門の狼状態ですので
ゴルフ上達の壁をすぐ近くに、そして厚くしてしまいます。

からだの回転を止め
肩を上げて ヘッドを先に送れば
クラブは自分に巻きつこうとしますから
左ひじは抜かざるを得ません。
からだの回転は止まっているので
当然、体重は左に移れません。
肩を揺さぶって、ヘッドがグリップを追い越すのには
左サイドはあがり、右サイドは下がりますから
当然、突っ込んだ形になります。
ヘッドを先に出すには
左サイドもあがり、ロフトも大きくなり、入射も緩くなります。
平均的なゴルファーでは 高さやスピンが増えるばかりで
距離は出しにくい しゃくり打ち になるのです。
それは アプローチにもダフリやトップなどの
 ミスとして顕著にでます。  そして、それは困ったコトに
年数や球数をこなしても 解決しないのです。

●よくある スイングの悩みが
 ここに凝縮された形で詰まっているのです。




どちらが先かは人によると思いますが、
『ヘッドはグリップを追い越さない』 から始まるのか、
『アプローチやパターは振り子で』から なのか、
ゴルフを始める人や始めて間もない人が
この手の理論にひっかかるのは とても残念です。

from ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります