20191202

たかがゴルフされどゴルフ: マスコミに大人気の渋野

今年、大ブレイクした渋野日向子(21)と鈴木愛(25)、さらに申ジエ

(31)を交えた賞金女王争いは、ツアー最終戦までもつれ込んだ。

熾烈な賞金女王争いに、マスコミは〈2週連続優勝で逆転賞金女王へ〉と

渋野を“応援”するような文言が並んだ。

「メディアは完全な“渋野シフト”でした。たしかに渋野の日本ツアー4勝と

全英制覇は凄い成績。ただ、鈴木のシーズン7勝は史上3人目の記録、

日本開催の米女子ツアーを含む3週連続優勝は史上2人目の快挙です。

にもかかわらず、渋野に比べて扱いは格段に小さい」
20191202渋野

大会中のカメラも、とにかく渋野を追い続ける。

どんな展開でも“渋野中心”で撮るように指示されます。

それも笑顔の瞬間、お菓子を食べている時、仲間とふざけ合う様子……

といった細かい指定があり、ほぼ渋野のラウンドに密着するしかない」

ギャラリーもほとんどが渋野のパーティにつき、渋野がパットを終えると、

他のプレーヤーのパットが残っていても移動を始めてしまうこともあった。

大王製紙エリエールレディス最終日は渋野と鈴木が同組だったが、声援も

渋野に集中し、鈴木が気の毒になりました」渋野の“敵役”には想像以上の

負担がかかるのだ。

クラブはお互いにPINとの契約であるが、渋野の人気と共に大幅アップ

プロの世界では、結果は当然であるが、人気度はそれだけでは無いですね


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