最終日(2019年9月15日 兵庫県 チェリーヒルズGC=6425ヤード、パー72)
米ツアーを主戦場とする世界ランク9位の畑岡奈紗(20=森ビル)が1イーグル、
5バーディー、2ボギーの67で回り、2日目からの首位を守って日米通算7勝目を
手にした。

ただ一人、4日間60台をマークする貫禄の勝利。20歳245日での国内メジャー
3勝目はツアー史上最年少記録。
さらに、17試合目での国内生涯獲得賞金1億円突破は、宮里藍の27試合を
更新する日本人のツアー史上最速記録となった。
「プレッシャーはあったが、それに打ち勝って優勝できた。自信がつきました」
8月の全英女子オープンでは同じ黄金世代の渋野が優勝。自身は予選落ちを喫し
、「日向子ちゃんが勝って凄く悔しかった。自分も頑張らないといけないと思った」。
直後に一時帰国してトレーニングを行い2キロ増。心と体を整え、再び米ツアーへ。
そして帰国後、自身3度目となる国内メジャーを制した。
今後はミヤギテレビ杯ダンロップ女子、日本女子オープンに参戦する。
報道陣からの「3連勝も?」との問いに、静かにうなずいた。
渋野ばかりが騒がれている中で、畑岡には意地があったようですね