ネットを見ておりましたら気になるゴルフメーカーを発見いたしました。アメリカはイリノイ州シカモア発のゴルフメーカー「SUB 70 GOLF」です。HPが英字のためクラブの詳細はよく理解しきれておrませんが、シンプルなデザインに最新のテクノロジーが凝縮されている製品のようです。リーズナブルな価格でカスタムフィットを得られる、非常に気になるメーカーです。アメリカの地クラブメーカーですので日本で購入できないのが残念ではあります、PXGよりも敷居が低いので是非とも使用してみたいクラブです。
この 699 アイアンのデザインは秀逸です。5番アイアンでロフトが24°と、マッスルバックアイアンの中ではストロングロフトです。中空ヘッドで、素材は455カーペンター特殊鋼をしようしているとのこと。PXGの中空アイアンよりもこちらの形状、デザインの方が、私には好みですね。私は軟鉄鍛造のマッスルバックアイアンを使用しているので、果たして中空アイアンのフィーリングをどう感じることが出来るのか興味があります。許容性の高い中空ヘッドでありながらも、トラディショナルなマッスルバックデザインを採用して作り上げたアイアンにはそそられますね。中空の中身にはTPE樹脂が注入されているので、打感はいくぶんマイルドなのでしょうね。
鍛造キャビティアイアンもラインナップされており、639 CB FORGED が当該モデルです。素材はカーボンスチールではなく、DT-4 ステンレススチールとのこと。WEBで色々と調べましたところ、カーボンスチールと遜色のない柔らかい打感とのことです。キャビティバックの寛容性を持ちつつ、非常に操作性に優れたアイアンのようです。簡単に打てる代物ではないですが、チャレンジしてみたい気持ちにさせてくれる顔付です。是非ともカスタムオーダーでシャフトを選び、ライ角等の調整をして手に入れたいアイアンですね。ただし、カスタムオーダーでクラブを組みますと、買い替え時の転売に苦労しそうな所が懸念することですかね。
もう一つ気になるのが同社から販売されているウェッジ、SUB 70 FORGED WEDGE です。素材はCBアイアンと同様の、DT-4 ステンレススチールの鍛造ウェッジです。ブラックメッキ、サテンメッキ、ノンメッキの、3バージョンが用意されております。リーディングエッジが丸みを持っているのが特徴です、いわゆる出っ歯タイプのウェッジです。これ惜しいですね、私は出っ歯ではなくフラットなリーディングエッジが好みなんです。興味をそそりますが、次回モデルに期待したいと思います。フェース部は精巧なミルド加工が施されており、スピン性は大手他社製品と比較しても遜色はないようです。シンプルなバックフェースデザインが購入意欲をそそりますね。
最後に紹介するのはドライバー、839D です。つい最近までのタイトリストのドライバーと同じような型番ですね(笑)。これもヘッド形状はいたってノーマル、フェースデザインもシンプル、全体的に纏っているブラックカラーが渋く、物欲をそそるドライバーです。フェースはディープフェース、ソールのウェイト位置を見る限り浅重心でロースピン、パワーヒッター向けのクラブのようです。素材は2041チタンボディ、ヘッドに4つの異なる厚さのチタンフレームを採用しており、特にフェースには精密なスライス加工が施されているとのことです。シャフトとの相性が最終的に決まりますので、どのような特性のシャフトと合うのかチョイスするのも楽しいところですね。SUB 70 GOLFが今後どのように業界で展開していくのか、見ていきたいと思います。日本に進出することがあるのでしょうか。













