20190605

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: ゴルフクラブの取扱説明書 ②



①グリップをからだの回転で動かし、ボールを打つコト


そうではない例、
ヘッドを動かすコトでボールを打つ
と比較してみよう。


例えば 昨今重要なテーマになっている
「上からボールをつぶす」
「ボールを上から打つ」

「フェース面で上からボールを見せ入れる」
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これを ヘッドを動かして打つ で行うと
ほぼ必ず グリップが最下点に来て「から」
ボールを打つコトになる。

グリップが最下点に来て「から」ボールを打つのでは
電車が駅に付いてカラ 自分が駅に到着した ようなもので
当然 その電車には乗れない。
✋本当のインパクトは 最下点を過ぎてから
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 つまり 上がりかかっている時に訪れる。

ヘッドが上がりかかってから打つ は
イコール体が開いてから 打つのと同じで
上がり軌道、開き軌道 になる。

そして 結果論で言えば 腕でクラブを振るコトになり
からだ・・・ベルトから下半身は 届かなくなるので止め
そこからのからだの回転は肩だけになる。
動作 で言えば 手打ちにならざるを得ない。

からだの回転で打とうと強く意識した としても
ヘッドを動かすコトでボールを打つ意識がある限り
タイミング的にも、技術的にも 振り遅れ
つまり 手打ちで打つしか他に方法がない。
そのまま からだの回転を骨盤、足で持続したら
左サイドは上がりながらボールから離れていく過程に入ったので
空振り、もしくは大ダフりになってしまうから・・・。


スイング動作の好ましくないとされている
〇からだの開き
〇右サイドのツッコミ
〇アウトサイドイン

それら殆どは ヘッドを動かすコトでボールを打つ から始まっており
そこが変わらない限り
それらは一生ついて回ることになる。

腕の補助もあるにはあるが、基本、からだの回転で
グリップを動かすコトそのものが 打つコト にならない限り
からだの回転で打つコトは不可能。


同時に それが出来ない限り、
からだの回転は 肩の動き、腕の振り でしかないから
従来 言われている スイングのセオリーはすべて当てはまらなくなる。


からだの回転によって
グリップが ボールと一番近づいた時、
グリップが下がっている過程、もしくは一番低くなった辺り
がインパクトで、初めて いろいろなコトがつながってくる。



それが出来ない限り
からだの回転を意識しても、腕の使い方を意識しても、
間違っていることの補い、修正でしかないし
ダウンスイングからインパクトまでの
一番速く忙しいトコロの瞬間芸なので
誰からもコツは教われないし、誰にも教えられない。
自分で数を打って掴み、数を打ってメインテナンスするしかない。

からだの回転で グリップを、グリップエンドを動かして
ボールを打つ人にとって フェース面は左手の甲。
上から打つのであれば 左手の甲が下を向いている間に打つ。
よって それがし易い握り(グリップ)をしている。
キャスト_大_Moment(2)キャスト_大_Moment




ヘッド振って、結果論ではあるが 腕の振り、フェースターンによって
ボールを打つ人にとっては フェース面は右手の平。
グリップが最下点になって「から」 右手で打つので
よって 上に逃がすため、左グリップの下に右手を入れるための
それがし易い握り(グリップ)をしている。

握り~グリップを変えれば そうなるか
というほど 簡単な違いではないと思う。
思うけれど、 ボール捉えは必ずそこに表れます。
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