遠くへ飛ばしたい
と言う気持ちは痛いほど分かります。
分かりますが 限界…と言うのも理解して下さい。
例え マッチョなお兄さん であっても
どんなに頑張っても 500ヤード打つコトは出来ませんし、
我々 運動不足が服を着ている メタボなオジサンのショットは
現実 300ヤードなんてのは 吹かし(見栄/法螺) でしかなく
頑張っても 240ヤード 行かない? 行く? 微妙です。
平均的に見れば 吹かし でない 本当の210~220ヤードを打てていれば
おじさんとしては 「飛ばし屋」 の部類に属する と言っても良いほど。
歯を食いしばって振ったから と言って
実際の距離 250ヤードを打つのは…残念ですが 物理的に不可能なのです。
とまあ 元の話に戻りますが、
✋出来れば 思った方向…真っ直ぐ行かせたい のと
✋出来れば 多すぎも少なすぎ もなく 狙った距離を打ちたい
の両立が ゴルフショットの狙い 原点 なのです。
その「両立」に異論を唱える人は少ないでしょう?!
なのにもかかわらず
ヘッドを「丸く振るんですか?」
少なく無い人は そのことに
微妙に「矛盾」を感じているでしょ?!
ヘッドを【丸く】振れば
方向を司る ヘッドの向きも 幅広く あちらこちらを向きます。
それと同じく
距離を司る ロフトも幅広く あちらこちらを向きます。
そして ヘッドを丸く振ると
ヘッドの高さ変化も激しくなります。
そして それを行うには
人間とクラブのつながり、接点である部分は
移動を停止していないと行えません。
・・・それで どう修正というか、ミスった時、治すんです?
・・・それで どうやって 同じ球を繰り返すんです?
笑っちゃうのが パターでもそうですけど
アイアンの打面・フェース面は 完全な平滑性 を
求められていたり・・・します。
だから ミーリング加工、削り出し が持て囃されるんですが・・・。
にも かかわらず ヘッドは「丸く振るんですか?」
奇妙に思えませんか?
方向も距離も 角度 という
何かを基準とした 角度、度数によってもたらされるんです。
丸く振れば その基準も角度も常時変化する ショットになるのですが
それが 本来のショットの狙い(目的) を満たすでしょうか?
削り出し・・・もそうですけど
削り出し、だから高性能なのではありません。
フェース面の平滑性をより追求しやすい製法だから良いのであって
それを活かさない打撃であれば まったもって「飾り」でしかありません。
チタン製ヘッド も その薄く強い素材を使えば
大きく、重量をよりよく配分できる素材だから持て囃されるのであって
その効果による モーメントの高さ
ヘッドの推進力の強さ、ヘッドの姿勢維持や運動の継続性を活かさない
打撃であれば、これも単なる売り文句でしかないのです。
そういう時代、と言えば そうなのかも知れませんが、
モノの本質 を追及から出来るコト、理解出来るコト もある訳で
うわべ だけでボールを打っていると やはり その程度…で終わるんじゃない
かな とも思ったりします。
from ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります