今日は火曜日なので、世界ランクが更新されています。先週の世界ランクポイント対象試合は全部で2試合、ソニーオープン(50)とアジアの下部ツアーの試合でした。今週の世界トップ10は・・・
というわけで、世界トップ10に変動はありませんでした。勝ったクーチャーは、32位から22位に上昇していました。今週の日本のトップ10は・・・
というわけで、ソニーオープンに参加した選手は全員ランクダウンという結果でした。今回のソニーオープンでは、史上最高の4人が予選通過しましたが、世界でランクを上げるのは、簡単ではないようです。
それでは今日も、そんな大変なソニーオープンで勝った青木プロのスイングヒストリーです。
スイング中の背軸が右に傾くと、プレーンも傾くので、インサイドアウト傾向のスイングでは、それがより強い傾斜となり、大きなミスになります。それを防ぐために背軸の傾斜を抑える目的で、青木プロは腰の動きを変えました。
上の図を見比べると、74年のスイングでは腰が左に突き出ることなく回転しているのがわかると思います。こうすることでインサイドからアッパーに入ってダックフックになることを防いだわけです。スイング中の腰の動きを変えるというのは、並大抵の努力ではできません。レッスンでも、その点を指摘しても、なかなか直らないのが普通です。強靭な意思がなければ不可能と言えるでしょう。たったの3年でこれほどの変化は驚くべきことで、そのことへの執念、絶対に左に行かせない、という強い意識なく、そして、それを生業としている実態がなければ、ほぼ不可能な改造かもしれません。というか、実際にそれを生業としている人であっても、取り組みへの確信なくしては到底無理で、いくら傍から言ってもまず聞き入れてもらえないのが普通です。結局は本人がそのことの重要性を理解して本気で取り組まなければ不可能で、青木プロの場合、それを誰に言われることもなく自分で考えて完成させるところが天才といえるところでしょう。
そんな青木プロでさえ、プロになったころにフェードが打ちたいと思い、それから10年が経過したこの頃でも、まだフェードは完成していませんでした。友人プロにフェードを習ってからでも5年を経過しているのに、まだ完成はしていませんでした。それでもツアーでは13勝もし、73年の賞金ランクは2位でした。
タイガーにしても青木プロにしても、スイング改造をしつつ結果も出す、というところが驚異的なところで、つまり、ラウンド中は「まだまだダメだ」と思いつつ、それでも勝つわけです。それは、最近なら松山選手もそうだと思いますが、そういうレベルの人というのは、完全に納得できるものが得られるまで、決して満足しないもので、青木プロならプロになってからでも12年、タイガーもプロになってからおそらく20年はかかったようです。いやはや大変なことですが、それが理解できる方は、世界レベルの人だと思っていいでしょう。
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from まる得!ゴルフレッスン公開