20180808

ゴルフも人生も no plan (;´Д`) : ゴルフエッセイ「愛しのゴルフ」

外は相変わらず暑ちーーいが、現在、夫婦間は冷戦状態でよーーく冷えてます。(笑)
まぁワシはいつものマイペースで何も変わっていないけど、奥さんとの我慢比べです。

え~今日の一句、お気に入りのハゲ川柳 (詠み人知らず)
「人生で 光ったのは アタマだけ」

                  


え~次のゴルフ本は、久々のゴルフエッセイです。
ワシはゴルフスイング本や技術本よりは、こういう読み物的なゴルフ本を読みたいけど、なかなか無くてね。

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「愛しのゴルフ」
大浦丈史朗(著) 燃焼社 2001年10月


<内容>
「軽い気持ちで始めたゴルフに取り憑かれ、いつの間にかゴルフが生活の一部になり、日程表は先ずゴルフの予定から埋まる、
ここまでのめり込ませたゴルフの魅力とは何か?本書はゴルフにとことん惚れた男が、同じゴルフを愛する人々に送るゴルフ応援歌。ゴルフの魅力と醍醐味。惚れて愛して綴るエッセイ60編。」

<目次>
第1章 ゴルフの仲間(高原のゴルフ/ 孫悟空の金輪/ 形見の道具 ほか)/
第2章 ゴルフのぼやき(神様のいない日/ ダンゴの関係/ 熟年パワーの時代 ほか)/
第3章 ゴルフあれこれ(ゆったりと振れ/ 玉偏づくしの灰皿/ 寒山と拾得 ほか)

<著者/大浦丈史朗>
「1935年広島県府中市に生まれる。1960年京都教育大学日本画科卒業。1960年琵琶湖カントリー倶楽部ロゴマーク制作。1971年(株)日本アドセンター設立、代表取締役に就任。1992年坂出カントリークラブロゴマーク及び環境デザイン。1993年オーセントゴルフ倶楽部ロゴマーク及び環境デザイン。1994年琴南カントリー倶楽部ロゴマーク制作。1995年キャニオン上野ゴルフ倶楽部環境デザイン」




この本は著者名にあまり馴染みがないので、どんな本かわからなかったけど、六十代半ばのシングルハンデのデザイン社長が、カントリーライフ社「月刊GOLF&GOLF」1997年9月号~2001年7月号掲載の47編と、日本実業出版社「経営者会報」1999年10月号~2001年3月号に連載の18編より選定、全面的に修正、加筆した60編のゴルフ・エッセイ集です。

著者の大浦さんは1997年にもゴルフエッセイ「嗚呼!ゴルフ―ゴルフに憑かれたあなたに贈る」 を出されているし、職業柄この本のデザイン&イラストも本人作とのことですので、素人ながら才人だと思われます。

内容は幅広く、夫婦ゴルフ、人のクラブを借りる話、弟子が上達しないのは師匠が悪い話、年をとってやっとシンプルにゴルフが出来るようになった話、ホールインワン、困ったゴルファー達、試打用クラブは異様に飛ぶ、ゴルフ葬、ゴルフクラブのロゴマークデザイン、夏坂健さんの「和製ニセゴルフ造語」など様々なゴルフのお話を語っています。

著者はいくつものゴルフ倶楽部にも所属し、執筆当時、年間約80ラウンドしているぐらいのゴルフ馬鹿(褒め言葉です)ですので、お話は様々なことに飛んで面白いです。

そのなかで、5月28日が「ゴルフの日」ということでその由来などをお話されていましたけど、これはワシも知らなかったな。

ただ、基本、本職の作家さんの作品とは違い、
素人さんのゴルフ・エッセイは読まれにくい傾向で、この本もネットの中に感想は一つもありませんね。
こういうマイナーな本を紹介するのもワシの責務というか、ネタが不足してるだけか?(笑)

読んだ感想としては、ただの素人さんではなく、セミプロのような語り口で、博識に加え、含蓄溢れた文章で、
なかなか面白くゴルファー達を観察しているのでまぁまぁかな。ワシはディープな本読みなんで辛口ですが。

え~ワシのこのゴルフ本の評価は★★ですな。(ダメは★、まあまあ★★、良かったら★★★)

from ゴルフも人生も no plan (;´Д`)