20180601

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: からだ の回転で! ってどうするの?

 
スイング軌道を体の回転で造る
言葉で言うのは簡単ですが、
それをできている人を見つけるのは
トッププロも含めても
砂漠で針一本探すほどの確率…はオーバーにしても
多くはありません。

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じゃあ どうしたら出来るのか?

は逆説的であるけれど

まずは スイングプレーン ヘッドの軌跡
 インサイドアウト とか、
 アウトサイドイン という概念を
忘れてしまうコトです。


体の回転で、
結果として体の回転と同期して
スイングの軌跡、スイングプレーンが出来るとすると
その軌跡・軌道を意識しても意味がありません。

体のまわり方 腕を振らない体のまわり方 は
もちろん 個性、個別では微妙な違いはありますが
大局的にはそんなに種類がある訳ではないので
似たような軌道が作れれば良いですし、
弾道を分析したり、修正するのに
結果論的に 用いられるに過ぎないのが「軌跡」です。

スライスするのは アウサイドイン だから
インサイドアウトに すれば解決する…
なんていう まじない に縛られないことです。
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体の回転で、
結果として体の回転と同期して
スイングの軌跡、スイングプレーンが出来るには
絶対条件が二つあります

①骨盤~体の右向きが十分あること

 これは正確に言うと
 骨盤の右向きの『量』ではなく、
 それによって移動したグリップとヘッドの対比で
 十分な右向きの量 というのは
 グリップの移動量 > ヘッドの移動量
 という意味です。


 ↑ですので これでは 右向きの質としての量は足りていません


②トップの位置で傾き通り 右ひじの高さが確保されているコト


この二つの条件を満たせば
誰でも体の回転通りに クラブを動かすことが可能です。

慣れや違和感を除けば、誰でも出来る
技術的に難しいことは何もありません。

そもそも 体の回転通りにクラブが動いていれば
円軌道は 体がするので
腕は円軌道を描く必要がなくなります。
動かす量も 土台である体がほとんどやってくれますから
腕でクラブを動かす量は 1mもありません、
おそらく 慣性や重力を除けば、50センチ程度でしょう。


また 球筋などにはいろいろありますから
修正は必要ですが、
一球一球のスイングで インパクト付近 という
高速な時間帯に何かをしよう というコト自体
馬鹿げている と気づくのは重要です。

まあ 参考になるか どうかはわかりませんが、
私個人は 体を回す という感覚はほとんどないです。
体の回転を止めはしない という程度です。
体で振る 体でクラブを動かす というよりも
肘さばき、腕さばきで クラブを動かしたら
体がくっついてきて、結果として同期している
という感じです。
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その点において 気になるのは
多くのゴルファーは 腕 と 肩(含む肩甲骨)の区別が付かず
腕を使うというと 肩を揺さぶり ます。
肩は 腕!とも、体!とも言えない
その中間にあるつなぎ手でですから
ものすごく中途半端な結果が待っています。

日本のゴルファーが特にそういうトラウマがあるのか
腕を使うのを極端に嫌う傾向にあり、
ギャグのようですが、
その結果 より腕で振ることになっているのです。

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