20180425

ゴルフも人生も no plan (;´Д`) : 芹澤信雄 「セリザワメソッド 芹澤流ならスウィングが変わる」

え~と、怒涛の3日連続ゴルフ本の書評コーナーですが、
GW中はブログを休止しようと思っているので、とりあえず読んだものを全部吐き出しておきます。(笑)

前の2冊はマイナーなものだったんで、次は本道のレッスンものです。

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「セリザワメソッド 芹澤流ならスウィングが変わる」
芹澤信雄 (著) ゴルフダイジェスト社  2017年10月


<内容>
「僕らはみんな“ビュンビュン素振り”で上手くなった。愛弟子たちが大活躍!いちばんやさしいゴルフの基本。」

「芹澤信雄プロ主宰「チームセリザワ ゴルフアカデミー」初の公式レッスンBOOKがついに誕生!
基本から応用までゴルフのすべてがわかる、スウィングの教科書です。

「飛ばしたい! 」「スコアアップしたい! 」と思ったら、飛ばしの理論やアプローチのコツをマスターするより、
まずは「スウィングを整えること」がいちばんの近道。
スウィングを整えることは、ショットの精度を高め、飛距離を伸ばすのはもちろん、
基本能力を高め、スコアアップの伸びしろを大きくしてくれるからです。

本書は、スウィングの整え方を、著者のゴルフ理論「セリザワメソッド」に沿って紹介していきます。
セリザワメソッドは、チームセリザワのプロたちが「スウィングの土台作り」として実践しているのはもちろん、
2015年に開校した「チームセリザワ ゴルフアカデミー」で実際に取り入れているレッスンでもあります。

スウィングの基本「レベルスウィング」の作り方はもちろん、実戦に強くなるラウンド術も詳しく解説。
ゴルフを始めたばかりの初心者から、壁に当たり伸び悩んでいる上級者まで、参考になるレッスンをたっぷり紹介します。 」

<目次>
第1章 セリザワメソッドの真髄『レベルスウィング』(スウィング作りの意味
     スウィングを整えることこそスコアアップの近道;体の動きのイメージ―腰を水平に回転させる他)
第2章 『レベルスウィング』の基本(“アドレス”立ち方
     上半身3、下半身7くらいの力感で立つ;“アドレス”構え方―スクェアの構えは腰の向きで決める他)
第3章 スコアをもっと引き上げるセリザワメソッド(スコアメークの基本―番手ごとの「キャリーの距離」を確認;番手選び―
     やさしくキャリーが出せるユーティリティを活用他)
第4章 『レベルスウィング』マスタードリル(ビュンビュン素振り
     腕の振り方を覚える;ステップ打ち―フットワークの基本を身につける他)

<著者/芹澤信雄>
「1959年、静岡県出身。(株)TSIグルーヴアンドスポーツ所属。
高校時代にスキーのアルペン競技で国体に出場し、卒業後18歳でゴルフを始める。22歳にプロ入りし、5年後の1987年「日経カップ」でツアー初優勝を飾る。以降「日本プロゴルフマッチプレー選手権」を制するなどレギュラーツアーで活躍。通算5勝。シニア入りした2010年には「富士フイルムシニア選手権」で優勝した。芹澤を師と仰ぐ藤田寛之、宮本勝昌らで「チームセリザワ」を結成。ゴルフ界のエンターテイナー集団を率いるとともに、長年の夢であった「チームセリザワ ゴルフアカデミー」を2015年に開校させ、「ゴルフは楽しく真剣に」をモットーにゴルフの普及にも積極的に取り組んでいる。」




今まで、芹澤プロ関係の本で読んだのは、芹澤信雄の「ゴルフの作法」と、チームセリザワ ゴルフアカデミーのヘッドプロの高田順史プロ「芹澤メソッド ゴルフの結論―70・80台を目指す すぐできる基本レッスン」の2冊。

この本は2015年大箱根CC内に開校した「チームセリザワ ゴルフアカデミー」で実際に行っている内容をまとめた公式レッスン本です。スウィングの基本から、それを実戦でどう生かすかという応用、効率よく上達するための練習方法を紹介してます。

「スコアを上げるためには、何よりもスウィングの基礎力を上げることが重要。」ということです。

つまり、「コツ」は上達のキッカケにはなっても、それだけでスウィング自体が劇的によくなることはほとんどない。
大事なのは「練習」で、本書はその練習が間違った方向へ向かわないための地図というのが企画意図です。


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そしてチームセリザワのメンバープロの共通項、代名詞は「フェードボール」。
「実戦に強いスウィング」への方法論は「フェードボール」とのことですが、しかし、これはプロだけのことで、
アマはドローボールでもいいから、「いつも同じ方向に曲がるスウィング」こそが、スコアメークに不可欠とのこと。

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この本は、111ページの基礎的なスウィング論&ドリルですが、1項目が大きな写真入りで見開き2ページとなっています。
そしてその大きな写真も大箱根CCの自然の中で撮影しているので、非常に見やすい構成です。

それから最後の「レベルスウィング」マスタードリルの解説はヘッドプロの高田順史さん。

え~とね、、、、、、、、、こういうスウィング技術系の本は評価しにくいんだよねぇ。

基礎的なことばかり書いているので、知ってることばかりで退屈。しかし重要なことも確かである。
これが本当に自らのスウィング指針になる人もいるだろうし、基礎すぎてガッカリする人もいるだろう。

つまりゴルフ本の評価はゴルフのレベルや経験によって様々であり、それは読む人がゴルフ本に求めるものによって違うわけですが、ワシにとってはこの本はターゲットとか目的が違うので、良くも悪くもない評価になります。

え~ワシのこのゴルフ本の評価は★★ですな。(ダメは★、まあまあ★★、良かったら★★★)

from ゴルフも人生も no plan (;´Д`)