20180305

まる得!ゴルフレッスン公開: タイガーのスイングヒストリー74

WGCメキシコチャンピオンシップ最終日、試合はミケルソンとJTのプレーオフとなり、1H目でミケルソンは、入れば優勝が決定するバーディーパットを外してパー、一方のJTは入れなければ敗退するパーパットを外してジエンドとなりました。従って、ミケルソンが4年半ぶりの優勝をゲットしました。これはおそらくタイガーの闘志を燃やす一因になったのではないかと思われます。因みにタイガーは今週のバルスパーチャンピオンシップに出場予定です。

この試合での日本勢は、池田選手が0で46位タイ、小平選手は+4で54位タイ、宮里選手は+9で60位タイでした。それでは今日もタイガーのスイングヒストリーをお楽しみください・・・

上の図はシャフトが水平になった位置の図に補助線を引いたものです。青い線はグラビティプレーンで48度に設定しました。赤い線はグリップ軌道の理想プレーン、黄色い線はフェースの向きと背骨の角度を示しています。

図でわかるように、クラブヘッドはグラビティプレーン上をピッタリオンプレーンで完璧な位置を通過しています。そして、グリップもグリップエンドがオングリッププレーンで完璧な動きです。でもってフェースアングルは、適度にオープンになっていて、これも理想的な角度と言えるでしょう。だから、このテイクバックは完璧なテイクバックだということになります。おかしいのは私はタイガーにこのことを教えていないのにそうなってるところでしょうか?(笑)しかし、理想的な動きをすればスイングはこうなる、というのがそれぞれのプレーンなので、別に習わなくてもなるべくしてなっている、ということになります。グラビティプレーンは、知らなくでも才能次第で良いスイングを作ることは可能ですが、知っていれば、無駄な遠回りをしなくてすむので、是非あなたもマスターして活用して下さいね。

ところで、どうして背骨のラインを描いたかというと、この位置でのフェースアングルと背骨の角度には何の因果関係もなく、例えば平行が理想といったこともないので、タイガーの例で確かめておいてほしかったから、記載しました。参考にしてくださいね。

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