20180201

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: ここが問題「ダウンスイング」①

 
 今回のテーマは
おそらく 殆どの人の
ゴルフスイングの肝 になる部分で、
ここが技術ではなく、感覚として掴めると
長年の疑問や矛盾も解決できる
 とてもとても重要な部分です。

✋説明の難しい部分ではありますが、
 頑張ってみますので、
 質問・コメント・メールなどお待ちしております✋



まずはこれをご覧ください

この動画を撮るにあたって
ちょっと記憶があいまいなところもあるのですが、
ダウンスイングの初期、切り返しの始動を
『左の上腕・左の肘』から始めましょう! 

的な感じが課題になっていたと思うのですが、
その課題は実行されています。



よくハミングバードでは その課題、
『左の上腕・左の肘』から切り返しは始めましょう
をお薦めする訳ですが、
スイングの中では 体を止めて、
左の上腕だけを先に動かしたつもりで、
 見ての通り
体と同時進行で 腕も移動しています。
スナップショット 1 (2018-01-31 14-09)

蛇足ではありますが、ダウンスイングを
先に腰からとか、体からすれば
腕やクラブはその重さによって取り残されます。
今までやってきた手順の記憶…もありますから、
先に 左の上腕・左の肘から動かす
体は右向きをロックしたまま! 位で
やっと同時進行になります。



ところが シアン(青っぽい箇所)に替わる辺りで
クラブを、クラブヘッドを下に振り始めて、
下に振ってしまうお陰で
グリップの横移動が止まり、
👉横移動していたグリップが ヘッドの重さや
 ヘッドの通るルートの長さ によって
 縦移動に移行してしまい、横移動が減ってしまう
体の回転の流れから外れてしまいます。

グリップの横移動が止まることによって
ボールと正対するところで体の回転をとめないと
ボールは打てませんから
インパクト後、ヘッドが体の回転を追い抜くような
フォローになってしまいます。
スナップショット 2 (2018-01-31 14-06)

体幹に力があり
自分のヘッドを振る遠心力を耐えられる人は
 体を開かず、上を向きます。
体幹に力がなく 遠心力に耐えられない人は
上だけでなく、体も開いてしまいます。

ヘッド、クラブを不必要に下に振る分、
ヘッドの道のりは 体の回転に対して
遠回り、道のりが長くなってしまうので
インから入ってくる時間は間に合いません。
よって 
①無理やり体の回転をとめてボールの真後ろから入るか
良くはありませんが、自然な流れで
②体が開いてからインパクトに入る アウトサイドイン
になるか どちらかです。

ある程度、長い年月ゴルフをやっている方は
✋体が開くこと
✋振り遅れるコト
を嫌うし、そうしないように訓練してくるので
だいたい 体の回転をとめ
「体の正面でインパクトしよう」とするので
体の回転は止まります。

数度、動画を気にして見て頂ければ
全体の流れの中で、グリップの横移動が少なくなりはじめ、
ボールと正対したところで体の回転をとめるサマが
掴めるかと思います。


このダウンスイング後半の
ゴルフ用語的に言うと「リリース」のある人は
インパクトが
上下で言うと
 ①下降~②レベル~③上昇
左右で言うと
 ①レベル~②アウトイン
の 3×2 種類のいずれかになりますから逆球が出ます。

練習頻度などにもよりますが、
この場合の逆球で問題になるのは
右左の曲がり よりも ヘッドの下降・上昇の球筋による
距離のブレが問題になります。
このスイングパターンでの
自分の主力球は
『やや右向きのスタンスから繰り出される曲がらない引っ掛け』です。
上昇軌道がキツイと スピン不足になり、チーピン
体の回転が止められず左を向けば 引っ掛けフック になるので
無理に体を止めようとすると
 体幹への負担が大きいので後半崩れる原因に。
 
 👉分析するとミスの原因が隠れているのです。 

from ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります