20170926

元ゴルフ研修生クラフトマンのゴルフ相談ブログ: クラブ選びのご相談です

【読者様からの質問】
「倉木様

お世話になってます。
以前も質問・相談させて頂きましたが、またお願い致したく
今回もよろしくお願いします。

現在のセッティングは下記にしますが、その中で、UTを変更
しようと考えています。
セッティングの流れから、お勧めのヘッドとシャフトを教えて
頂けると幸いです。
UTは、飛距離よりも方向性がよく安心感のある比較的やさしい
ものがいいかなと思っています。

以前MCIを試しましたが、あまりしっくりきませんでした。
現状のUTは、なぜか短い23°よりも長い19°の方が振りやすく
23°の方がミスが多い気がするので、原因はよく分かりませんが、
何かがおかしいのだと思います。

よろしくお願いします。


<現在のセッティング>
1W 10.5 ATTAS PUNCH 60"S" GBB EPIC STAR
FW 15 ATTAS PUNCH 70"S" GBB EPIC STAR
UT 19 DI-HYBRID 75"S" X-UT limited
UT 23 DI-HYBRID 75"S" X-UT limited
5I~9I&PW MODUS3 TOUR 120"S" Z765
W 50.56,60 MODUS3 TOUR 120"S" RM22

※UTのDI-HYBRID 75"S"には、19°23°ともにWaitを10g
グリップ側に貼っています。(効果は?ですが)
※WoodのATTAS PUNCHは、DIAMANA-BFと悩みました。
どちらが良かったと思われますか?」



【倉木真二の回答】
UTの19度と23度で同じシャフトを使用しているので23度の方がシャフト重量がわずかに軽くなります。
これは流れを揃える上ではマイナスです。
19度と23度のクラブ長が不明なので明言は出来ませんが、クラブ長の差があっても1インチ程度とわずかな差なのでさほど気にするレベルではありません。
その他、19、23の流れを揃える上で大切な点としてはクラブ長差分、23のチップカットがされていることです。
クラブ長差が1インチだとしたら19よりも23のチップカットを1インチ多くしなければ流れが悪くなります。
簡単に言うと23の方が軽く軟らかいシャフトに仕上がります。
クラブ長差分、チップカットの差をつけることでシャフトの曲げ剛性の流れ、トルクの流れが良くなります。
これはシャフトの模様の位置の差で確認することが可能です。
他はライ角の流れになります。
19と23であれば0.5〜1.0度程度のライ角差があるのが妥当です。
その他、グリップの向き、スイングバランスの数値なども確認してみると良いです。
手元のウエイトも2本とも10gで合っているのかも確認すると良いです。

ドライバーのシャフトはどちらが良いと言うことはありませんがアイアンとユーティリティーシャフトに剛性が似ているのはディアマナBFです。
ATTAS PUNCHの方がつかまりは良いので目的に合う方を選択すれば問題ありません。


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