世界が驚いたWGC・ブリヂストン招待最終日、「61」を叩き出して大会を制した松山選手。目下、全米プロでも優勝候補の筆頭挙げられており、日本人初のメジャーチャンプに大きな期待がかかります。松山選手がブリヂストン招待から使用しているパターが、エースのS・キャメロン社製 Newport 2 GSS ではなく、テーラーメイド社製 TP Collection Mullen TOUR PROTO です。良い商品にはメーカーを問わずに使用する松山選手らしい選択で、驚きはありませんでした。そしてこのパターは以前ブログで紹介した、R・マキロイ選手用にテーラーメイド社が用意したモデルと同製品のようです。
上写真はマキロイ選手のプロトタイプです。形状は市販品のMULLENとは違います。トゥ&ヒール側およびバックフェース側にラウンドがついて全体的に丸みを帯びているのが市販品です。プロトタイプはトゥ&ヒール側およびバックフェース側はラウンドがなくストレートな形状です、以前にマキロイ選手が使用していたS・キャメロン社製ファストバックと類似しております。市販品は丸みがあるのでフェース形状も四辺にラウンドがついておりますが、プロトタイプは角張った形状です。また、プロトタイプはネックもショートスラングではなくベントネックです。サイトラインは市販品は2本ですがプロたタイプは1本です。ピュアロールインサートだけは一緒のようです。ここまで違いがありますので、市販品MULLENと松山選手が使用しているパターは全くの別物ですね。
from プロ猿ファーゴル