【読者様からの質問】
「倉木様
先日はアイアン選びの際に貴重なご意見、アドバイスをいただきありがとうございました。
その後アドバイスいただきましたアイアンを購入し練習に励んでおります。
今回はドライバーを購入するにあたりご相談させてください。
身長173cm / 体重58kg 35歳 野球経験者
ドライバーのHSは43~44です。
アイアンはPING Iアイアンです。
ブリジストンのJ715 B3を検討しています。
シャフトは下記のラインナップではどれがおすすめでしょうか?
ツアーAD J15-11W
FUBUKI AT 60
ディアマナ R60
ドライバーは振り遅れからのスライスが度々出ます。
スイングを矯正していくつもりです。
もし他のクラブの方が宜しければアドバイスお願いいたします。
ご教示よろしくお願いいたします。
追伸
先程のメールで一点不備がございました。
もう一本シャフト(ツアーAD MJ-6)がございます。
申し訳ございません。」
【倉木真二の回答】
確かにJ715 B3のヘッドはターンしやすいのでスライス対策に有効です。
候補の中で最も振り遅れに有効なのはディアマナR60です。
ディアマナRは手元の剛性が高く、先端が低めになっていて、しなり戻りが早めで振り遅れにくくなっています。
FUBUKI ATはNS950の先端を少しだけ硬くしたような剛性で、手元の剛性が低く、中間が高め、先端もわずかに軟らかめ、というシャフトです。
切り返しでたわみを感じやすいので、振り遅れ防止にはさほど有効ではありません。
MJも同様に手元の剛性が低く、切り返しでたわみを感じやすいので振り遅れ防止にはさほど有効ではありません。
純正シャフトの場合、ヘッドスピードに対する剛性がやや低いので、この点でややマッチしません。
このような理由からディアマナRが振り遅れ防止には一番有効であると考えます。
from 元ゴルフ研修生クラフトマンのゴルフ相談ブログ