20170814

まる得!ゴルフレッスン公開: レッスン公開241-36

米プロゴルフ選手権最終日、首位とは1打差の-6でスタートした松山選手は、前半を-1でラウンドし、続く10番でもバーディー、通算-8は単独首位に立ったのも束の間、続く11、12を連続ボギーとして急降下、13Hでは10mのロングパットをねじ込んだJTに対し、松山選手はパーパットが惜しくも入らずのボギー、単独首位から一気に首位とは3打差に後退してしまいました。しかし、それで終わらないのが松山選手、続く14、15は連続バーディ-で-7とし、さあ逆転だと挑んだ16Hではティーショットを右のラフに打ちこみ、そこからのセカンドがフライヤーのためグリーンオーバー、そこから寄り切らず入らずのボギー、一方のJTは右ラフからのセカンドがグリーン手前のバンカーに入り、バンカーからの3打差目は松山選手ほどは寄らなかったにもかかわらず、それをねじ込んでパー、でもって迎えた17Hショートは、JTが先に5m弱に付け、続く松山選手はピン右16mほどに着弾、松山選手がパーとする中、JTは渾身のナイスバーディーを決め勝負あり、といった雰囲気でした。最終ホールは二人ともボギーとし、結局松山選手は通算-5は5位タイフィニッシュ、JTは-8で2位とは二打差でメジャー初優勝を果たし、賞金の2億円強をゲットしました。

ラウンド後のインタビューでは、フジテレビのアナウンサー?か誰かが松山選手に「優勝に足りなかったのもは何ですか?」という超大ボケ、マヌケな質問に対し、「考えてみます」という当たり前のお返事でしたが、あの質問をした人はビークにするか二度と現地レポーターをやらず、事務職になってほしいと思いましたが、今回の試合、やはり松山選手に立ちはだかったのはJTだったか、という予想通りの結果となりました。二人の差は飛距離もありますが、パターもあったと言えそうです。まあ、決定打はパターではありましたね。

そんなわけで、今回はものすご〜くメジャーに近づいた松山選手でしたが、首位に立った途端、これまでにない緊張感に汗が噴出していたそうで、普段は冷静な松山選手ですが、流石に日本人初のメジャー制覇という重圧は、これまでに経験のないものだったかもしれません。試合が終わった後の松山選手は、松山選手にしては初めてではないか?と思えるような悔し泣きさえ見られたのが印象的でしたね。

ということで、今回、日本全国民の念願は叶いませんでしたが、いつかは必ず獲れるだろう、それは時間の問題だろう、という期待感を十分に感じさせてくれました。しかしながら、それにしても日本人初のメジャーという重圧は、想像もできないものですが、それを乗り越えなければならず、今回のJTが勝てたのは、やはりアメリカでジュニア時代からがんばってきたという背景が大きかったのではないか?「俺が勝てるのか?」という松山選手に対し「絶対に勝ってやる」という深層心理の差のようなものがあったのではないか?ということも感じました。今回の結果は、いつかは勝ってくれることをイメージはできましたが、この結果がトラウマになることも間違いないので、松山選手にとってもメジャーの壁は、少し厚くなったのかもしれません。できれば松山選手にはジュニア時代からアメリカでゴルフをやっていてほしかった、そうであれば、今回勝てたのではないかと思いつつ、今日もレッスン公開です・・・

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