今日は、女子のステップ、カストロールレディースが開催されており、宅島選手も出場しています。宅島選手には、ＧＷＴＶに出演して頂き、スイングを説明したり、ちょっとしたスイング調整などもご紹介しています。現在はシーズン中であり、大胆なスイング改造はできないので、ちょっとした修正程度しかできないのが現状です。それでも、スイングというのはちょっと変えるだけでも結構大変だし、何よりも、スイングのことを考えていたのでは、なかなか戦えない、ということがあります。だから最近ちょっと成績が良くない傾向があるのかはわかりません。
ステップアップツアーというのは、プロテストに合格したら2年間の出場権が与えられますが、その他の選手はＱＴのランキングで出場権が与えられます。概ねＱＴファイナルまで行けば、翌年のステップには出場できる、というイメージです。
私は昔、オーストラリアから来ていた二人の女子プロを、あるプロからの紹介でレッスンしていて、その二人はＱＴを受けて1年間ステップで戦いました。また、当時はもう一人ステップに出場している女子プロをレッスンしていました。その女子プロは、プロテストに合格した権利でステップに出ていました。
しかし、プロテストに合格した権利でステップに出ても、なかなか予選を通過できるものではありませんでした。その選手の場合、高卒後にプロを目指し、10年かけてプロテストに合格した選手でした。また、オーストラリアのプロも、予選を通過して賞金をゲットしたのは、二人のうち一人が2回くらいで、その他はすべて予選落ちだったように記憶しています。
そのことからも、ステップでさえ予選を通過するのは、プロテストに通るよりも難しいレベルであることがわかります。ただ、ステップでは予選通過があっても、プロテストには合格できない、という選手もいると思うので、一概には言えません。プロテストというのは年に一回の大勝負ということになるので、そういう場合には力が出しきれないタイプという人もいるでしょう。しかし、本来プロテストというのは技能試験なのだから、ステップでの予選通過などの実績があれば、プロ技能テスト免除などの措置があってもいいのではないかと思いますが、そうしてしまうと受験料が稼げないからできないのかもしれません。しかし、妙というか納得のできない話ですよね。誰か改革してくれないのかな？
話がそれましたが、宅島選手の場合、プロテストもすぐに合格し、ステップにもすぐに優勝したほどの選手です。それにしてもレギュラーでのシードは簡単ではないわけです。そして、その後もがんばり続けているわけですから、それはとても珍しいことなのですが、スポーツの世界というのは、トップレベルで活躍しないとその他大勢になってしまうところが辛いとこだな〜と思いつつ、今日もレッスン公開です・・・
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from まる得！ゴルフレッスン公開